記事一覧

W-ZERO3〔es〕とCUTkey

 今年一年を振り返ってみて、物事を勝ち負けでしか見ないような人たちが目立ったような気がしています。株で巨万の富を得れば世間およびマスコミがこれみよがしに持ち上げるのですから、普通の人でもある種の勘違いを起こすのでしょうか。企業の活動そのものについても勝った側が一人勝ちで、負けた方はそれまでの財産をあまりにも呆気なく整理して撤退してしまうのですから、これからの日本を考えた時、一極集中の弊害が出ないのかちょっと心配になります。続きを読む

里国隆さんの旧譜復刻

 ちょっとタイミングを逃しましたが、竹中労さん関連の情報を紹介します。奄美の歌い手としてその存在は今も消えることのない里国隆さんのLPが30年ぶりに復刻されました。

http://www.teichiku.co.jp/teichiku/series/0612/disco/ch20157.html

 もちろん、竹中労さんの解説もそのまま付いているそうです。今日地元のCDショップをあらかたあたってみたところ、全くどこにも置いていなかったので仕方なくネットで注文しました。今年中に何とか手に入れたいところですが、興味のある方はぜひ手に入れてみてくださいね。

PSP用GPSアンテナ不具合について2

 前回の顛末の続きです。プレイステーションポータブルや、カーナビに関心のない方にはあまり面白くないかも知れませんが、一企業のクレーム処理の姿勢についていろいろ考えさせられる事が多くありましたので、今日起こった顛末をなるべく具体的に事実を忠実に書いていきたいと思います。続きを読む

psp用GPSアンテナ不具合について

 先日、携帯ゲーム機としては空前の大ヒットを続けているNintendo DSのACアダプターに不具合があるということが新聞の一面を飾っていました。日本製品の品質が良いというのはもはや昔話なのか、同じ電源回りということですと、SONYのノートパソコンバッテリーの回収騒ぎもありました。製造現場での不手際というのはあるのかもしれませんが、私はむしろ、ユーザーが出してくるクレーム処理が緩慢に行われているということも一因なのではないかと思っています。続きを読む

ストレスを生まない節約生活

 清水寺で書かれた今年の漢字一字は「命」だそうで、それだけ私たちの生き方というのは切羽詰っているというところなのですが、社会にも政治にもそうした危機感を口にしても、具体的に何か対策があるのかわからない状態のまま年が暮れようとしています。個人的にも状況はかなり悪くなっているのですが、いろいろな情報を仕入れつつ、何とかやりくりをしていければと思っています。続きを読む

日本の、これから 「ネット社会の安全・どう守りますか」

 まだネットがこれほど一般的ではなかった頃、NHK(地方局ですが)の討論番組に出た知り合いの人が吐き捨てるように「台本にのっとって喋っただけだった」と言ったことを妙に記憶しています。今回の番組でも台本があり、スタッフはできるだけ台本にのっとって討論を進めてほしいとやっているんだろうなと思いながらこの番組を見ていました。しかし、企画者側が本当によくわかっているのかわからないまま、○か×かというような極端なアンケートを出演者に咎められても一切改めることなく、強引にまとめようとして、むしろ堂々とVTRで流れを誘導するやりかたはもう破綻しているということを痛切に感じました。続きを読む

新しい無線LANサービスに期待

 近未来通信のその後については、テレビや新聞で報じられている通り、単にお金を集めるためにIP電話の会社をでっち上げたというような感じになってきました。今回被害に遭った人たちの中には一千万円もの大金を存在しない「中継局」につぎ込んだ人もいたそうですが、今回はそれとはちょっと違う「中継ポイント」を売り出したベンチャー企業について書いてみたいと思います。続きを読む

土曜ドラマ・ウォーカーズ~迷子の大人たち

 私のページで紹介しているように、私自身も実に長いスパンで四国八十八ヶ所のお寺を回っています。ただ、まとまった時間はとても取れないので、車で出掛けてまとめて回ることを繰り返しています。しかし、そうして回ってからすでに2年少々経ってしまいました。日常の生活に追われていると、目の前の事に追われるあまり、忘れてしまうことも多くあります。ですから、こうしてテレビでお遍路を扱ったものを見ると、また行こうという意志が出てくるんですね。続きを読む

功名が辻 「種崎浜の悲劇」

 今回わざわざ大河ドラマの内容について触れようと思ったのは、実に今の世界情勢と合致するような事を本日扱っていたと思ったからです。今回の内容をご覧になっていない方のために簡単に説明すると、山内一豊が関が原の後、長曽我部氏の領地であった土佐を治めることになるのですが、山内家に従わない一領具足を一掃するため、はかりごとを用いてその勢力を一掃してしまうのですね。これは、徳川家からの圧力があり、いつ自分が改易になり、路頭に迷うことのないようにという考えあってのことですが、この時代には話し合いで平和的に交渉するというよりも、直接命のやり取りをしなければ事は収まらないという事情もありました。それが徳川の世が長く続く中、内乱が起こらない平和な世になったのですが、まさに今、世界の国々の中には今から400年前の日本のように直接命のやりとりをしなければ事を収められない国もあるのです。続きを読む

わからなければ子供にも聞こう

 近未来通信という会社の説明に乗せられて出したお金が返ってこないということで、それがニュースになっています。IP電話のサーバー代ということで多額の出資金を集めたということですが、お金を出した人たちの多くは全国放送のテレビコマーシャルをやっていた会社だからということもあったのかも知れません。コマーシャルということでいえば、あの大神源太氏の健康食品の会社でさえも、テレビコマーシャルを有効利用して多くのお金を集めたことが思い出されます。続きを読む