記事一覧

Advanced/W-ZERO3[es]給電ケーブル

 ウィルコムのスマートフォンAdvanced/W-ZERO3[es]は通話機能を持つカードを本体に挿入しなくても全ての機能が利用できる点において、携帯電話各社が出している同様のスマートフォンと比べて優位性があります。実のところ私の使い方というのも通話には別の電話機を使い、Advanced/W-ZERO3[es]はいざという時に通信や通話もできるPDAとして持ち歩いています。ただ、一つだけ不満がありまして、それは本体をコンパクト化したおかげで電源ケーブルを繋ぐ端子が独自規格になったため、今まで使ってきたUSB経由での充電ができないというものでした。今回そのディメリットを解消する変換ケーブルを入手することができ、ようやく本格的に使えるようになったいう実感があります。続きを読む

高瀬アキ(P) 井野信義(b)DUO

 今日はピアニストの高瀬アキさんの日本ツアーの一環として行なわれた、ベースの井野信義さんとのデュオを聴きにいってきました。10月の終わりに北海道からスタートしたツアーも関東までやってきて、昨日は新宿ピットイン、その前は横浜のエアジンだったとか。こちら静岡・青嶋ホールはそうした老舗のジャズスポットとは客層も違うでしょうが、何といっても会場がクラシック用の小ホールで全くの生音のみで聴くことができるというのは実に嬉しいことでした。用事などが入らない限りできるだけここでのライブには行くようにしています。続きを読む

政治とスポーツの密接な関係

 自民党が民主党に連立を打診というニュースに今の日本の社会の流れを見、それをすぐに拒絶できない民主党の姿にも、ある種の閉塞状況を感じる今日このごろです。選挙前にはマスコミもこぞって「選挙に行こうキャンペーン」を繰り広げ、「あなたの一票で社会が変わる」などというような事を吹聴しているにも関わらず、もし昨日の党首会談で小沢代表が福田首相の連立案を受け入れてしまっていたら、参議院の選挙の結果すら飛びかねなかったことを考えると、「もう選挙へ行ったところで何も変わらないのでは」というような空気が世間に蔓延するような事も考えられます。合法的に社会の改革を実現しようとしてもできないような事実がこれからまた出てくるような事にでもなれば、日本の未来というのは実に暗いと言わざるを得ません。続きを読む

モノの買いどきとは?

 たまたま今日、いつかは読みたいと思っていた高橋徹著「古本屋 月の輪書林」(晶文社)を手に入れました。先日は永江 朗著「インタビュー術」(講談社現代新書)も手に入りました。どちらも新興古書店チェーン店で105円の棚に収まっておりました。前者は竹中労さんに関する目録を作る過程含め、古書店主の日常をを日記形式で綴った一冊。後者は一般的なインタビュー技術を探っていく中で、竹中労さんの「鞍馬天狗のおじさんは」の中での嵐寛寿郎氏へのインタビューについて言及している箇所があります。これらの本は出た当初からその存在は知っていましたが、つい買いそびれてそのままになってしまっていました。本来ならそのまま入手不能になり、大いに悔やむところだったのかも知れませんが、ほぼ最安値でたてつづけに手に入ってしまったというのも不思議なところです。続きを読む

「転向」マスコミおよび芸能人へ

 先日の試合終了直後から、ネットやマスコミでさまざまに語られてきたプロボクシングWBC世界フライ級タイトルマッチ、内藤大助VS亀田大毅戦について、今日放送のあったTBSの番組「サンデー・ジャポン」「アッコにおまかせ」でどのように紹介されるのか興味を持ってウォッチしていました。続きを読む

原付に乗っている方へ

 日本国内だけでなく、ヨーロッパでも人気のあるスポーツ選手というと、つい私たちはテレビで放送されたりオリンピックで盛り上がっている人気競技の選手を挙げてしまいがちです。実のところ、あの中村俊輔選手でさえヨーロッパの中の決してメジャーとは言えないスコットランドリーグでプレーしているに過ぎない実情を考えると、より多くの人に知られているかというと、そういうものでもないように思えます。日本が製造業の技術だけでなく、そこで活躍する選手まで輩出するという点でいうと、オートバイレーサーがやはり人気も実力もあり、多くの日本人レーサーが知られています。続きを読む

深夜バスの乗り心地

 昨日から東京まで飲み会で行ってまして、こんな時間ですがさきほど帰ってきました。だいたい、こういった感じで遅くまで東京近辺にいる時には、JR東海道線の最終電車「ムーンライトながら」を使って帰ってくるのですが、今回は急に行くことが決まったために指定席を押さえることができませんでした。というのも、今の時期にはJRグループが出している全国普通列車乗り放題の「鉄道の日きっぷ」が発売されていて、しかも今回は3連休と重なったことから、安く旅をしたい人たちがこぞって指定席券を買い求めたことでいつもなら直前でも入手できる指定券が手に入らなかったのでした。続きを読む

不愉快極まりないテレビコマーシャル

 テレビを見ていて、心底むかついてきたのは本当に久しぶりです。といっても、特定の番組のことではなく、とあるコマーシャルを見てのことです。日本郵政グループという民営化後の会社のコマーシャルなのですが、まだ見られていない方は「日本郵政グループ」というキーワードで検索すれば見ることができます。ここのホームページにどんな情報が書いてあるかということを含め、私は本当に憤慨しています。続きを読む

死にゆく者たちへ

 何もこんなタイミングで総理大臣を辞めることもないのにと多くの人が思っているでしょうが、安倍首相の辞任報道でしっちゃかめっちゃかの一日でした。政府筋では健康問題があったとされていますが、別のところでは脱税疑惑が週刊誌で報道される前に自ら職を辞したのではないかなんて話もありますね。どちらにしても、職務を全うしなかったというただ一点において、自らが辞めさせなかったことで自殺した結果になってしまった松岡元大臣のご遺族に顔向けができないことは確かでしょう。

 それはさておき、この9月、まさに何年ぶりかでちくま文庫から竹中労さんの本が出ました。「無頼の点鬼簿」という、竹中労さん周辺の方々の追悼文を中心にまとめられた一冊です。しばし現世の騒ぎを忘れて、竹中労さんの世界にはまりたい方はぜひどうぞ。

あくまで自分のために

 日本の携帯電話会社は、技術的には十分可能であるにも関わらず、携帯電話本体を自由に使うことができません。今の第三世代携帯電話というのは、契約情報の入ったカードを入れかえることによって複数の携帯電話を使い回すことができる設定になっています。海外ではどこの携帯電話会社でも、普通に売っている携帯電話に差せば使えるようになればこそ、iPhoneのようなハードが携帯電話会社の垣根など関係なく売れるということになります。今の日本では、ドコモ・au・ソフトバンクとの間でカードを入れ替えても使えないので、どこがiPhoneの権利を取るかといったことが注目されているのですが、iPhoneが欲しいのにわざわざ携帯電話会社を変えたくない人にとっては機種選択の自由を奪われるという意味で、実にナンセンスな話です。それでも、同じ会社が販売している携帯電話同士ならカード入替えをすればショップで長い時間をかけて機種変更をしなくても、スムーズに機種の入れ替えができるのは便利です。将来的には各メーカーがちゃんと携帯電話を家電製品のように売ることによって、自由に携帯電話を選べるようになってほしいものであります。続きを読む