記事一覧

イーモバイルEM・ONEα導入記

 モバイル機器がいくら小さくなっていくとしても、快適に使うためにはある程度の大きさが必要になるものです。前回紹介したウィルコムの端末は両手によるタッチタイプが難しそうで、外付けキーボードを追加することを考えると、EeePC程度の大きさの方が一台で済んでしまうだけ都合が良さそうです。ただ、w-zero3[es]Advancedの画面は小さく、閲覧はともかく作業にはつらいので、イーモバイルのEM・ONEαを買い増ししてしまいました(^^)。といっても正規ルートではなく、中古品白ロムのアフターサービスなしという素人にはおすすめできない買い方だったのですが。続きを読む

WILLCOM D4 の印象など

正確に言うと昨日の事ですが、PHSのウィルコムがシャープと共同開発したウィンドウズVistaがのった通信端末「WILLCOM D4」の発表がありました。単体では12万円ほどで、パソコンとしては超小型のサイズを実現しています。以前の私ならすぐに飛び付いてしまうところですが(^^;)、先日EeePCを購入したばかりということもあり、あくまで冷静に見ていろいろと考えてみました。続きを読む

川内康範氏を悼む

 川内康範氏の訃報にはちょっとびっくりました。昨年からワイドショーを賑わせていた森進一氏との確執報道では実にお元気そうで、まだまだたくさんのお仕事をされるのではと思っていただけに大変残念としか言いようがありません。ただ、川内氏についての報道では、そのほとんどが森進一氏との事を中心に進めているのはやめてほしいと思いました。続きを読む

ドキュメント・スポーツ大陸 「ありがとうボクシング・内藤大助」

 ボクシングというスポーツは、特にプロでの戦いということについてみると、単純に強い者が勝つとは言い切れない微妙なニュアンスを持つスポーツなのかも知れないと思います。今回の主役・内藤大助さんも、実力はありつつも、もし資金を集められなかったら、あの世界タイトルを奪取した日本でのポンサクレック選手との試合もできないまま引退に追い込まれてしまう瀬戸際まで追い詰められていたのでしたから。その事はインターネットのニュースヘッドラインでもトップニュースとして報じられていましたが、多くの人の目には、内藤さんの王座奪取はまず難しいだろうという向きがあったように記憶しています。ある意味、なりふり構わず試合興業を行なった宮田ジムは、いちかばちかの夢を乗せた賭け(といっても、激しい練習の裏打ちがあったからこその自信はあったことでしょうが)に勝ち、念願の世界タイトルを手に入れたわけですが、その栄光にちゃっかり便乗し、その血のにじむような努力の跡を全く見ずに世界挑戦のアドバルーンを挙げたのが例の亀田親子だったわけで(^^)。続きを読む

めげずに言い続けること

 中国の冷凍餃子の問題で、中国公安当局が動きました。私たちに落ち度はないというのが会見の内容でしたが、これは日本側を挑発したというよりも、日本に対して付け込まれるような弱腰対応をすると国内から強烈に突き上げがあることを見越しての事だろうと思います。つまり、中国当局はオリンピックを間近に控え、あくまで国内問題を優先していくという流れがはっきりしたわけです。続きを読む

イー・モバイルの新プランは買いか?

 少しばかり情報から離れていると、どんどん新しいものが出てくるのが携帯電話の新プランです。携帯電話会社はそれぞれ2年単位での契約縛りなどがあり、おいそれとは移っていけないということもあり、魅力的なプランであったとしてもじっくりと考慮することが大切だとしみじみ思います。先日発表されたイー・モバイルの音声利用端末のプランははたして買いなのでしょうか。続きを読む

もし車が使えなくなったら?

 最近はテレビのワイドショーで道路についての話が盛り上がっているようですが、道路がなければ立ち行かないという将来の展望には悲観的にならざるを得ません。私は現在、車をめいっぱい使っていますので、全国の道路網が整備されることで得るものは多いかも知れませんが、運転免許を返上してしまった後どうするかということを考えてみると、その際には必ずしも道路は使わないのですね。かわりに重要になってくるのは、鉄道などの公共交通機関が全国でどれくらいこれから残っていくのかということです。続きを読む

システム手帳の環境整備

 紙の手帳を電子デバイスに移行することによって、今のところ住所録や簡単な予定などはすべてスマートフォンのw-zero3[es]を中心に入力・更新をしています。こうしたペーパーレス環境にはPalmというPDAを導入したはるか昔からなので、そんなに意識はしていませんでしたが、多少困ることもあります。自分で管理するデータは全てペーパーレスで管理できるのでいいものの、出先でちょっとしたメモを取ったり、人に渡したりするためにはやはり紙ベースの環境も必要です。自己完結する環境に慣れてしまったばかりに、筆記用具を持たずに出掛けてしまうこともあり(^^;)、紙の手帳の復活を画策しました。といってもお金を掛けたくないので、できるだけ今あるものを有効活用しつつ、使い勝手がよいものをということでいろいろ試してみました。続きを読む

モバイルプリンタ考

 導入したファクシミリは、見事に自宅番号に送られてきた原稿を転送し、原稿本体をパソコン内部に自動的に蓄積してくれています。パソコン本体およびネット上に同じファイルがあるというのは、いざという時に本当に心強いものです。何よりもファクシミリに関する消耗品が一切かからなくなったのは劇的な変化で、長い目で見れば他の機種でかかるコストとの差は年々広く一方となるでしょう。こうなってくると、どこでもファクシミリ原稿を取り出すために持ち運び可能なプリンターが欲しくなります。ということで、昨日の今日といった感じではありますが、中古でモバイルプリンターを購入しました。今回はそのプリンタの紹介および、お金をかけずに大量のプリントを可能にする手法について考えてみたいと思います。続きを読む

ファクシミリをネットに繋ぐとどうなる?

 ネット社会の中、廃れるようでいて廃れない技術がファクシミリではないでしょうか。先日の中国餃子の問題で、通知のファックスの最終ページが届かず、結果として深刻な状況の伝達がなされなかったということが明らかになりましたが、裏を返せば、お役所や企業などで重要な事項を伝達するためには誰にでも簡単な操作で発信ができ、ライフラインとして信頼性のある電話回線を使い、発信元と時間が紙によって記録されることで確かな証拠として残るという特性が重要だということでしょう。インターネットのメールではこれからも実現が難しいゆえに、これからもファクシミリは残っていくでしょうね。

 私はファクシミリ用に専用回線を契約していますが、今まではファクシミリ機能がついたパソコン用プリンタをつなげていました。家庭用のファクシミリと繋げた場合、ロール紙やインク、印字用シートなどのコストがかかりますが、パソコン用のインクの場合カートリッジのインクを詰め替えることで普通紙に印字できる上にコストはそれほどかからず、満足して使ってきました。しかし、常時利用していく中で常に普通紙をトレイに用意しておかねばならず、送信されてきたものの中にはゴミ箱へ直行するものも多く、これが何とかならないかと思い、改めて家庭用ファクシミリについて調べてみることにしました。続きを読む