記事一覧

ライブを見られなかった浅川マキさん

 昨日の元プロ野球選手小林繁氏の訃報の後、本日になって歌手の浅川マキさんの訃報が入ってきました。小林さんは浅川さんよりさらに10才年下ということですが、ともに60前後での早すぎる訃報に、ただただ驚愕と悲しみを感じています。

 浅川マキさんの名は山下洋輔さんのエッセイで初めてその存在を知り、最後のステージとなった名古屋のライブハウス・ラブリーで御一緒だった渋谷毅さんなどジャズマンの方々とのステージも多かったので気になる存在でした。特に山下トリオとして活躍された武田和命さんの追悼コンサートにおけるリーフレットに、雰囲気そのままのコメント文を寄せておられたのを覚えています。ただ、一度もそのライブを生で見ないままであったというのは痛恨の極みでありました。続きを読む

静岡空港を利用してみて

 今日、福岡から長崎へのお出掛けから帰ってきました。ここのブログでも散々文句を書いていた静岡空港からです(^^;)。たまたま旅のスタート時に、今回利用したJALの今後の経営についてのニュースが入りました。株主優待券やマイレージはどうなってしまうのか不安を持っている方も多いでしょうが、静岡空港からJALが撤退することはすでに決まっていて、この機会を逃すと静岡空港に発着するJALを利用することができなくなるということで、残っていたマイレージポイントを使って旅に出ることを計画した次第です。続きを読む

一気に九州へ

 昨日はあれから出発し、静岡空港から福岡空港まで一気にやってきました。そこからまたすぐに移動し、今長崎にいます。昨夜は夜景を見るため稲佐山のロープウェイへ行ってきました。

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 函館や神戸、そして地元の日本平と夜景はいろいろ見ましたが、ここの夜景もなかなかのものですね。本日は市内を市電でいろいろ回ってみるつもりです。

出掛けてきます

 お正月は家でのんびりしていたので、この連休は出掛けてきます。ちなみに、車中泊の旅ではありません(^^)。

 おそらく、旅先にもネット環境があると思うので、また改めて書かせていただきたいと思います。

ウィーン・フィル ニューイヤー・コンサート2010

 東北や日本海側を中心に大荒れの年越しだったようですが、こちら静岡は多少の風はあるものの穏かに明けました。本年もよろしくお願いします。

 さて、今年もウィーン・フィル ニューイヤー・コンサートがやってきました。指揮者のジョルジュ・プレートル氏は2008年以来の出演となりましたが、何と85才であの元気さとすっと立った姿勢にびっくりしました。ついついこちらも姿勢を正しながら二時間超のコンサートを楽しみましたが、曲目にお菓子のボンボンやお酒のシャンパンが入った曲があり、本当に曲の中でシャンパンの栓を空けてしまうなど趣向も十分に楽しむことができました。アンコールの「美しき青きドナウ」は緩やかなドナウ河の流れのようにじっくりとためるように演奏されたのが印象に残りました。続きを読む

スポーツ大陸 大逆転スペシャル「絆でつかんだ栄冠~長野五輪 ジャンプ団体~」

 来年は早々から冬季オリンピックが開催されるということで、テレビ番組も過去の冬季オリンピックを題材にしたものをこの時期放送しています。その中でも長野オリンピックのジャンプ団体は実に印象に残るシーンの連続でしたが、中継映像のみではわからない競技の裏側、テストジャンパーに焦点を当てたというこの番組は、実に興味深く視聴することができました。続きを読む

大村茂さんの事

 個人的にはまだ詳しいことがわからないので、ここでお知らせしていいものかどうか迷ったのですが、既に甲府の竹中英太郎記念館の館長日記で言及されておりますので、こちらでも書かせていただきます。

 昨夜から本日未明にかけてだと思われますが、個人的にも大変お世話になり、長年にわたり竹中労さんのお仕事をサポートしてこれた大村茂さんがご逝去されたとのことです。大村さんは病気で長く施設での生活をされておりましたが、私も今年に入って7月に施設へ出掛け直にお会いしてきました。その際はお元気で、まさかという気持ちで一杯なので、今日断片的に入ってきた連絡も、すぐには信じられませんでした。

 私のページで紹介させていただいている竹中労さんに関する年譜は、大村さんの手によるものです。私が竹中労さんについてのページを立ち上げることができたのも、大村さんの御理解がなければできなかったことでしょう。御冥福をお祈りいたします。続きを読む

スペシャルドラマ 坂の上の雲

 このスペシャルドラマについては、それほど言うこともないのですが、前回の初回と今回についてちょっと期待していたことがあります。主人公の秋山真之と、重要な登場人物である正岡子規と共立学校から大学予備門という同じルートをたどった南方熊楠が出てくるのかということです。今回は大学予備門の入学後、夏目漱石や山田美妙といった人物が秋山とは違う秀才としてドラマに出てきました。そうなると、神童伝説が数々残る熊楠の登場の期待はいやがうえにも高まったのですが、期待に反して全くの空気というか、熊楠と思われる学友すらこの2回には登場しませんでした。続きを読む

ビデオデッキは終わらない

 日常的にパソコンを使い、こうしたブログを読んでいる方にとっては全く関係なさそうな話なのですが、世の中には全くパソコンと縁遠い生活をしている方もいらっしゃいます。さまざまなデータを渡す際、パソコンを通じて当り前になっていることがしばしば通用しない事が起こります。私もこうした環境に慣れきっていたせいか、先日知人からテレビ番組の録画を頼まれた際、VHSテープで提供して欲しいと言われて改めてこの問題に気が付いた次第です。続きを読む

金曜ドラマ 行列48時間

 ここにはあえて書いていませんが、民放の2時間物のサスペンスはかなりの数を見ています。そうした中から「相棒」や「浅見光彦シリーズ」が連続ドラマへと昇格していった今年の後半ですが、そういった謎解きドラマの陳腐さを圧倒的に再確認させてくれたのが今NHKBS2とハイビジョンで再放送されている「刑事コロンボシリーズ」だったりします。コマーシャルタイムはカットされても賞味2時間弱の謎解きと、その半分の時間にすべて詰め込まなければならない作り手の大変さは理解できますが、一話完結ではコロンボにはとうていかなわないという印象です。だからといって、スペシャルドラマとして脚本も演出も十分に練られたはずの、古畑任三郎シリーズも、オリジナルを決して凌駕することはできないわけで。

 そんな中、これをサスペンスドラマというには多少躊躇するものがあるものの、6回シリーズの「金曜ドラマ 行列48時間」はコロンボのような謎解きではありませんが、藤田宜永さんの原作をテレビ向きに演出し、最後まで飽きることなく面白く見ることができました。今のところ、私の見た中では今年ベスト1のドラマです。続きを読む