記事一覧

電気シェーバーの話ふたたび

 先日このブログで電気シェーバーの事を書いたばかりだったのですが、そのせいかわかりませんが髭剃り後に肌が痛いのに気づき、改めてシェーバーをよく見たら外刃が一部欠けてしまっていました(;_;)。ネットで外刃の値段を調べたら最安で3,000円あまりで、しかも地元の店には全く在庫がないという始末。機械本体はまだまだ使えるのですが、このまま毎日使っているとさらに肌が傷ついてしまうので、とりあえず替え刃が手に入るまでの代替品を探すことにしました。

 乾電池式のシェーバーについて、あれから色々と調べてみたのですが、往復式のものでは現在使っている泉精機製作所の3枚刃のものが使いやすいですが、違ったアプローチでということではフィリップスの回転式のものがあります。たまたま本日、近所のホームセンターでHQ904という乾電池式のシェーバーが2,980円で出ているのを発見し、とりあえず確保しました。続きを読む

桑田真澄氏の発言を聞くべき人たち

 私の住んでいる静岡でも、この炎天下高校野球の地方大会が真っ盛りで、野球に興味のない人以外は盛り上がっているようです。そんな中、先日ついこのブログで酷評してしまった朝日新聞のオピニオン欄に、元パイレーツの桑田真澄さんのインタビューを元にした高校球児に向けたコラムが掲載されました。インターネット上でも「桑田真澄 球児たちへ」というキーワードで検索すれば読むことができますので、ご一読されることをお勧めします。続きを読む

消滅してほしくない「モノ」の話

 日本の企業が作り出してきた「モノ」というのは、それぞれに味わいが深いものです。昨今の急激な不況により、小さなメーカーの経営が圧迫され、その味わい深い商品が徐々に消えかかっているような気がします。今回は「電気カミソリ」について掘り下げてみることにします。続きを読む

今の「朝日」は「アカヒ」ではない

 インターネットで発信している人の中に、朝日新聞のことを常に左翼的と捕らえる人がいるようで、読まないで批判することの愚かしさを感じる今日このごろなのですが、7月16日の夕刊一面のシリーズ「ニッポン人・脈・記」(加藤明氏の署名あり)について、思うところがあるので書いていこうと思います。続きを読む

集中豪雨被害の今後について

 こちら静岡ではいきなりの豪雨になったかと思ったら青空がというようなめまぐるしく変わりすぎる変な天気でしたが、それだけ予測できないほどの天候の急変によって深刻な状況を受けているところも多くあるようです。テレビの画面を食い入るように見つめていましたが、浸水や崖崩れなどで被災された方にお見舞い申し上げます。特に今回は、防府市のように、昨年同じように罹災された場所でも続けて被害を受けた場所もあったようですね。まだ大雨による危険が去ったわけではありませんので、十分にお気を付け下さい。続きを読む

小さな政府で大丈夫?

 日本の政治に対する私の期待というのは、鳩山首相が辞職し、後の引き継いだ菅首相がさまざまな重要法案を審議しないまま選挙戦に突入した時点で吹き飛んでいますから今回の結果について何も言うことはありません。これから衆参議会のねじれによって、またどうでもいい内紛で重要な法案が審議されない状況が出てくると思いますが、私たちはそういったことを見越して生活を防衛する必要が出てくると思います。自民・民主に加えてみんなの党の発言力が出てくることが予想されますが、みんなの党の意見を受け入れる形で政治が流れていったらどうなってしまうのか、とりあえず考えてみました。続きを読む

テレビは何を伝えているのか

 サッカーのワールドカップは準決勝と決勝・三位決定戦を残すのみとなりましたが、準々決勝のうちブラジル対オランダを日韓合同チームの審判団が担当するとは思いませんでした。ジャッジの内容が厳格すぎるのではという意見もあったようですが、ブラジル・オランダの選手たちの、明らかにファウルをしているにも関わらずものすごい形相で主審に食って掛かる様子を見るにつけ、まだまだ日本というのはサッカー後進国として位置づけられているのではないかと感じてしまいました。ただ、唯一のレッドカードの判定は妥当なものでしたし、ボールに関係ないところでの小競り合いや、わざと倒れるような行為にもしっかりと目を光らせている事は選手には意識されていたはずです。試合終盤、プレーが止まり残り時間を気にするブラジルの選手に、大げさなジェスチャーで時計は止まっていることを示した仕草が特に印象に残っています。今大会の中で次の機会はあるのかはわかりませんが、東アジアのサッカーはチームとともに審判団も世界に大きな印象を与えた事は確かでしょう。これまでのドイツの戦力は圧倒的な感じがしますが、どうせなら今まで優勝のないオランダとスペインに一層の奮闘を期待したいですね。続きを読む

日本の審判団にも期待したい

 サッカーの前日本代表監督のオシム氏が、PK戦はサッカーでないと言ったそうですが、これはその通りでしょう。前のエントリーで書いた通り、日本代表は深刻なファウルトラブルも誤審も受けることなく完全燃焼できたことは正直よかったと思います。一通り試合を振り返ってみると、あれが入っていればということは両チームにいくつかあったと思いますが、結果は結果として謙虚に受け入れなければならないでしょう。パラグアイと日本の差ということでいえば、個人のキープ力に差があったためか、イエローカードをもらう枚数が増えたということがありました。ベルギーの主審と日本チームの相性はどうなのかといった話が試合前に聞こえてきましたが、これは単純に両チームの余裕の差がそのままカードの数に表われたような気がします。運が良ければベスト8へ行けたかも知れませんが、今大会でもイタリアがベストの調子で出てきたらとてもかなわなかったと思いますし、ベスト8の壁という具体的な目標ができたということは、これからの日本サッカーの強化につながっていくことと思います。続きを読む

勝つ事だけが全てなのか?

 日本には「勝てば官軍」という言葉があるものの、いにしえの戦の作法として不意打ちはせずにお互いに名乗りを上げてから正々堂々と戦うことをしていた時代もありました。そして戦いが終わればお互いに尊重しあうような状況もありました。「昨日の敵は今日の友」という言葉もあります。サッカーのワールドカップが日本で開催された時に、なぜ日本のサポーターは直接試合をしたロシア・ベルギー・チュニジアですら大歓迎したのか訝しがった海外の声もありましたが、こうした精神を重んじる伝統が現代までに受け継がれていると言えるでしょう。

 こうした思想に近いものとして、こんな話があります。東京大学の前身である第一高等学校は、当時の日本の野球をリードしている存在でありました。とある試合でクロスプレーになった際、審判は第一高等学校の選手側(確か走者であったと記憶しています)に有利な判定を出しましたが、それを聞いた選手が自ら自分はアウトだと自己申告し、審判の判定を覆したという事があったそうです。この話が事実なのかちょっとわかりませんが、昭和初期の少年少女向けの読み物の中で、自分に正直であれという事を諭すために例示された物語として出ているのを読んだことを覚えています。さすがに今の時代、こんな甘い事をやっていたのではどうにもならないでしょうが、ついこのような話を思い出してしまいました。続きを読む

サッカーワールドカップ 日本対オランダ

 今日の話題はほとんどワールドカップサッカーの日本対オランダ戦という感じでしたね。今日はちょっとお茶を買いに山奥の産地へ行っていたのですが、そこでお茶をいただいた時に担当されていたおばさんからも今日の試合の話題を振られる始末(^^;)。私自身それほどサッカーをよく知っているわけではないのですが、根拠もなく勝てるとはもちろん思っていませんでした。続きを読む