サッカーのワールドカップは準決勝と決勝・三位決定戦を残すのみとなりましたが、準々決勝のうちブラジル対オランダを日韓合同チームの審判団が担当するとは思いませんでした。ジャッジの内容が厳格すぎるのではという意見もあったようですが、ブラジル・オランダの選手たちの、明らかにファウルをしているにも関わらずものすごい形相で主審に食って掛かる様子を見るにつけ、まだまだ日本というのはサッカー後進国として位置づけられているのではないかと感じてしまいました。ただ、唯一のレッドカードの判定は妥当なものでしたし、ボールに関係ないところでの小競り合いや、わざと倒れるような行為にもしっかりと目を光らせている事は選手には意識されていたはずです。試合終盤、プレーが止まり残り時間を気にするブラジルの選手に、大げさなジェスチャーで時計は止まっていることを示した仕草が特に印象に残っています。今大会の中で次の機会はあるのかはわかりませんが、東アジアのサッカーはチームとともに審判団も世界に大きな印象を与えた事は確かでしょう。これまでのドイツの戦力は圧倒的な感じがしますが、どうせなら今まで優勝のないオランダとスペインに一層の奮闘を期待したいですね。続きを読む