サッカーの前日本代表監督のオシム氏が、PK戦はサッカーでないと言ったそうですが、これはその通りでしょう。前のエントリーで書いた通り、日本代表は深刻なファウルトラブルも誤審も受けることなく完全燃焼できたことは正直よかったと思います。一通り試合を振り返ってみると、あれが入っていればということは両チームにいくつかあったと思いますが、結果は結果として謙虚に受け入れなければならないでしょう。パラグアイと日本の差ということでいえば、個人のキープ力に差があったためか、イエローカードをもらう枚数が増えたということがありました。ベルギーの主審と日本チームの相性はどうなのかといった話が試合前に聞こえてきましたが、これは単純に両チームの余裕の差がそのままカードの数に表われたような気がします。運が良ければベスト8へ行けたかも知れませんが、今大会でもイタリアがベストの調子で出てきたらとてもかなわなかったと思いますし、ベスト8の壁という具体的な目標ができたということは、これからの日本サッカーの強化につながっていくことと思います。続きを読む