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Hi-MD の新機種は凄い

先日書いたソニーのHi-MDウォークマンに、ついに新機種が出ました。こちらはある程度機能などは予想していたのでそんなにショックはありませんが、こちらの予想を超える内容にこれからの展開が非常に楽しみです。以下のリンクにプレスリリースがあります。

http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200603/06-0323/

今までMDに録りためてきた音楽を、パソコンにつなげばデジタルデータとして吸い上げることができるようになったというのが一番のニュースでしょうか。私の場合は生録はDATで録っていたのでそれほど恩恵はありませんが、レンタルCDをMDに録って、iPodに音楽を入れるためにまた改めて楽曲を買っていた人にとっては、これを買ってしまえば、とっとと今までの音楽資産をパソコンのハードディスクに移動し、あとは別のプレーヤーに移してもいいでしょう。もっとも、今の80分ディスクには圧縮データで我慢できればかなりの曲数が入りますし、今1GB程度の携帯プレーヤーを使っているならば、そのままHi-MDに移行してしまった方がはるかに幸せになれます(80分ディスクは約300MBのデータ記憶が可能です。わざわざSDカードを複数買う必要はどこにもないでしょう)。

売り出しは、これも予想通り4万円くらいとのこと。単なる音楽プレーヤーとしてだけではなく、USB2.0に対応した外付記憶ディスクとしても使えるので、今回の新機種発売が起爆剤となって、1GBのディスクがもっと安くなってくれれば、パソコンの記憶媒体の規格すら変わっていくのではないかと期待しています。

個人的に嬉しかったことは今回の機種は、先日購入した2世代前の機種と電池が共用だということです(^^)。即効で予備電池を確保したので、今後もし新たに購入したとしても、電源の心配はまずしなくていいのがほんとによかったと。世の中はiPodへという流れもありますが、今回の新機種は本当によさそうですよ。