今までは外ではAdvanced W-ZERO3[es]などのスマートフォンを使ってしのいでいたのですが、やはりウィンドウズが載った小型ノートパソコンというのはあると便利で、2008年に入ってEeePCを購入。11月にはエプソンダイレクトのNa01 miniを購入してしまいました。Na01 miniの方は今までの環境を詰め込み、スマートフォンや携帯電話のデータをシンクロすることで、ますます機動力が上がりました。逆にEeePCの方には何も入れず、ネット接続専用マシンとして使い分けています。NetBookはその解像度の狭さがネックになりますが、Na01 miniではThinkPad535より横に広い領域を確保できていますので何ら問題はありません。一年前には同様の環境を得るためには20万円弱くらいかかったことを考えるといい時代になったものです。逆に、携帯電話やスマートフォンを新しくする事を考えたら、私の場合は安い5万円ノートで十分だと思えます。これでしばらく新しいハードを買うことはないでしょうが、いろいろな可能性を試しながら使い倒したいと思っています。(2008.11.29)
モバイルにノートパソコンを使っていたのははや昔といった感じで、今ではPDAと一体化したウィルコム端末を中心にといった運用が定着してしまいました。発売日にAdvanced
W-ZERO3[es]を入手しましたが、その直前にオークションで手に入れたSIMカード(PHSそのものの機能が入ったウィルコム専用の通信カード)入れ替え端末、9(nine)の使い勝手が思いの外よかったので、主に電話として使い、必要に応じてAdvanced
W-ZERO3[es]と使い分けるといった利用状況になっています。電話のみでなく、9(nine)ではメールもプロバイダのものが2つ使えますし、ウェブでもちょっとした調べものくらいなら十分実用になります。Advanced
W-ZERO3[es]は、他の携帯電話メーカーの端末と違って、通信カード未挿入の状態でも全ての機能を使え、しかも無線LANが実装されていますので、自宅や外の無線LANスポット限定で通信し、その他のところではデータ管理や様々な作業を行なうなど、普通のPDAとしての実力もかなりのものなのでこうした運用ができると言えます。さらに、標準でリモートデスクトップ機能が付きましたので、画面が小さくて大変ではありますが、自分のパソコン上での最低限の作業くらいはできてしまうというのもかなりポイントが高いですね。
そして、PHSの電波が届かない場合に備え、ソフトバンクの3G携帯を常備しています。ちなみに、ウィルコムの方は「つなぎ放題」の契約にAB割と年間契約割引、長期割引で月3,661円(消費税・ユニバーサルサービス料込)、ソフトバンクの方はホワイトプランではなく、月2,000円分の通話にもネットにも使える無料通話分が付いた(無料通話分は最高6,000円まで繰越可能)オレンジプランエコノミーで、自分割と長期割引を付けることで月2,191円(どちらも2007年7月請求分)となっています。私の使い方ですと、この金額にPHSの通話料がかかるくらいで、月7,000円前後で収まってしまうと思います。これで、いざという時にはウィルコムの端末はパソコンに繋いで使える(パソコンから繋ぐためにプロバイダとの契約が必要で、それには200円程度最低でもかかりますが)というのは、本当に頼りになります。携帯電話会社が料金に見合ったサービスおよび端末を出してくれればこちらの環境も変わってくるかと思いますが、今のところはこの3台体制と、いざという時の充電アイテムを持ち運ぶだけで良くなりました。(2007.8.5)
ノートパソコンを持ち運ぶことがほとんどなくなり、今やだいたいのことはW-ZERO3〔es〕一台でやれるようになってしまいました。もっとも、長文を打ったり、無線(有線)LANを使ってリモートデスクトップを利用したりする際にはW-ZERO3や、sigmarion3を使う場合もあります。ちなみに私の場合、片手のみでちょっとした入力の場合はW-ZERO3〔es〕で、立ったまま2本の親指で入力ができるようならW-ZERO3で、ちゃんとした作業場所が確保できるような時にはsigmarion3でという感じで使い分けるといった感じでしょうか。その際、データの受渡しはMiniSDカードをSDカードで読み込めるアダプタを使えばケーブルを使わなくてもできるのが嬉しいですね。単にテキストデータだけでなく、メールソフトがPocket WZ エディタ付属のメールソフトで共通化できたので、メールフォルダのやり取りができるようになったというのは旅先などでは実に大きいです。電源についてはW-ZERO3〔es〕とW-ZERO3については単3電池で充電可ですが、sigmarion3については予備の電池を購入しました。よほど長期の旅で、しかも電源が確保できないところ以外はまず問題ないので、しばらくはこの組み合わせを中心に運用していく予定です。(2006.1016)
世の中のモバイル環境も良くなり、多くのホテルにはLANが装備されていることが当り前になりつつあります。無線LANスポットも増え、そういう場所さえ確保すれば、携帯電話やPHSなど、何も通信手段を持たなくてもいいというくらいになっています。以前は小型のノートパソコンでしかできなかったことも、PDAであらかたできるようになったというのは嬉しいことです。
スマートフォンのw-zero3を導入することになって、とりあえずこれと携帯電話ともう一台のPHS電話機を持っていけば他には何もいらないというところまできてしまっています。ちなみに、ページでは紹介していませんが携帯電話はテレビとFMラジオの入るボーダフォンV402SHで、SDカードにデジカメ画像やボイスレコーダーの音を入れられますし、w-zero3のできないことをうまく補完してくれています。
また、ウィルコムの料金プランをマルチパックに変更しました。w-zero3はつなぎ放題×1で、音声用の端末は定額プランにしてあるのですが、定額プランでも自社メールが使い放題になるので、簡易ウェブ閲覧環境とも言える「メール銀河」でちょっとした調べものをしても、定額の範囲内となります。これで通話料は別としても5,600円/月というのはかなり使えます。しかも、長期使用は関係ないというのがこれから導入しようとしている方にとっては嬉しい話ではないでしょうか。
とりあえずこれが基本の持ち出しですが、旅行の時に泊まりで行って、宿泊先でLAN接続ができるような場合にはノートパソコンよりもシグマリオン3の方がかさばらずに同じような事ができます。電源が確保できない中、テキスト入力をし、ネットにアップするような事をしたい場合には、まだまだモバイルギア2の出番はあります。今後はデータのやりとりについては、CFカードアダプタに差したMiniSDカードになっていくような気がします。(2005.12.24)
自宅からインターネットにつないでいる時には、今ではほとんど無線LANでのネットワークが完成しています。そんな中、ついにウィンドウズXP Proの入ったデスクトップを導入しました。シグマリオン3では標準で、リモートデスクトップを使えるソフトを配布していまして、少しの設定で簡単に使うことができます。
何と言ってもすごいのは、今これを書き、ホームページを作成するのにも、デスクトップ上にあるいつも使っているソフト類が使えてしまうことです。もっとも、PHSなど低速のインターネットではレスポンスが悪い可能性がありますが、今まではノートパソコンを家の中で持ち運んでいろいろ作業していたものが、これからはシグマリオン1台で済んでしまう場合というのが出てきそうです。
リモートデスクトップを使うには、自宅のパソコンに電源が入っていることが前提となりますが、モデム経由で電源を入れたり、パソコンを休止状態にしてからLANポートに信号を送り休止状態を解除するやり方などがあり、長期不在とかがなければほとんどの用は足りるでしょうし、いざという時には実にたよりになります。
まあ、自宅のパソコンがフリーズしてしまう危険というのもあるので絶対ではないものの、旅先などでもLAN接続が確保できればデータをシンクロさせることなしに(というか、シグマリオン3で更新しても、データは自宅のパソコンで更新されるわけですから)常に新しい作業を行うこともできます。こういう使い方ができるようになると、無線LANの使えるスポットがもっと増えて欲しくなります。(2004.2.8)
シグマリオン2でやっていたことをそのままシグマリオン3でできることをちゃんと確認してから乗り換えたので、ほとんど状況に変化はないのですが、やはりシグマリオン2と3とでは使い勝手が全然違います。表示される文字は小さくなりましたが、解像度は上がり、ホームページもより多くの情報が一覧できるようになりましたし、カードスロットが2つあるので、データの持ち運びも楽になりました。
ただ、だからと言って他のマシンを使わないかといえばそうでもありません。車での外出ならまだしも電車など電源を確保できない場合はまだまだ乾電池式のモバイルギアやE−65の出番はありますし、この両ウィンドウズCEマシンではCFカードに入れた辞書が快適に動作するので(シグマリオン3には使っている閲覧ソフトが対応せず)、使わなくなることはないと思います。
もう一台カシオペアラジェンダですが、こちらも単体でインターネットにつながるので、頻繁なメールチェックが必要な時や、最少限の荷物に収めたい時などはこちらの出番となります。それら複数のPDAはわりと小さめのバッグにまとめることができていまして、これさえあればノートパソコンを持たなくてもかなりのことはできます。将来的に、どうしてもパソコンを使ってやらなくてはならないことがあったとしても、シグマリオン3には「リモートデスクトップ」という、自宅のパソコンをシグマリオン3上でコントロールできる機能もありますので、今後はそれが使えるように自宅のパソコンをWindowsXP
PROにアップグレードするのが課題でしょうか。(2004.1.25)
何とかモバイルギアも復活し、自宅での入力環境もシグマリオン2とモバイルギア2にその多くの部分を受け持たせるようになりました。パソコンで文章を書くのは、このようなホームページを直接編集するような時以外なくなってしまいました。
そうなってくるとデータの管理に気を遣わなくてはなりません。ちょっとした文章の時はシグマリオン2で用が足りるのですが、じっくりと長文という時にはやはりキーボードの大きいモバイルギア2を使いたいということで、作業ファイルは同じにしているのですが、それを同期するのがちょっと大変なんですね。
で、どうするかというとこれが案外簡単なやり方を今しています。赤外線を使うと、ファイルの転送というのは実に簡単にできるものです。シグマリオンのフラッシュメモリから、モバイルギア2のコンパクトフラッシュカードへという流れが多いでしょうか。もちろんモバイルギア2で作業した後はその逆をやればいいのですが。
今のところシグマリオン2のスロットにはAir”Hのカードが差さっていて、モバイルギアには先だって圧縮した複数の辞典ファイルが収まったコンパクトフラッシュが入っています。パソコンにコピーするにはそのコンパクトフラッシュから移動させ、完了したファイルはパソコン上のみに残すだけにしています。できればE−65とも赤外線通信ができれば良かったのですが、ファイルの転送については対応していないようなのが残念ではありますが。(2003.12.7)
ノートパソコンでできることを考えていく中で、あえて外で使わないものを引いていくと、やっぱり一つでは収まりません。新規購入したシグマリオン2はメールだけでなくWEBも十分見られます。電子手帳的なことはVisorで済ますとして、WEB利用のバックアップ機としてカラーブラウザボード、同じくインターネットにつながり、MP3プレーヤーや動画ビューワーとして使えるカシオペアラジェンダ、単4アルカリ電池でも動き、いざという時にはラジェンダとともに携帯電話でのインターネットも可能なE−65ということに。シグマリオン2をもう少しチューンアップすれば、外で使うぐらいの用途だったら本当にノートパソコンが必要な場面は限られてくることでしょう。でも、シグマリオン2だけだとちょっと不安なんですよね(^^;)。(2003.8.6)
モバイラーの鞄の中というのは雑誌の特集にもなったりしますが、いろんなものを持ち歩こうとすると鞄が大きくなりがちです。通常の場合、Visorとモバイルギア2、そしてカラーブラウザボードとAirH"カードがあればメールの送受信だけでなく掲示板の管理や日記ページの更新までパソコン無しでできてしまいますが、3種類持ち歩くのは車で移動しているからできると言う事もあります。
今回、Visor用のPHSアダプタを購入した事で、Visor本体とカードアダプタ、そしてAirH"カードと予備電池数セットを携帯するパターンができました。メールに関しては必要十分、ネットに関しては多少できない事はありますが、ちょっと情報収集をするくらいなら問題ありません。本当にここまで来たかと言える感じです。
毎日更新の日記でも書きましたが、この正月に最小構成でできる事を増やそうといろんなPalmソフトを導入してみました。キッチンタイマーのかわりになるアプリを入れてみたり(といっても、カップヌードルの時間計測ぐらいにしか使わなそうですが(^^;))、テレビ各社のリモコンになるソフトとか、体感速度の良い手書きメモソフトだとか、今まであまりソフトも入れてこなかったのですが全てフリーソフトでもいろいろ使えるものがあるのですね。電子手帳・メール端末としての機能が充実して来るに連れ、ますます必要性が増すという感じになってきています。もしもの場合は今回予備機を導入済みなので、せめて本体のカレンダーが使えなくなるまで使い切るのを目標に息長く使っていきたいものです。(2003.1.6)
インターネットにカラーは必要かというと、ホームページを見るためにはカラーがあった方がいいです。しかし、ワープロだけに使うだとか、メールしか使わないような場合は別に白黒でも不便は感じません。もはや新機種が作られないワープロ専用機はそのほとんどが白黒画面ですし、文字を打つような場合でも、その文字がいろんな色に分かれていたらかえって訳がわからなくなってしまうでしょうし。
そんなわけで、わざわざネットオークションで乾電池駆動の白黒モバイルギア2を購入しました。マイクロソフトが押し進めたハンドヘルドPC、ウィンドウズCEの3.0バージョンを搭載していますが、これ以降のバージョンはカラーが基本になったため、メーカーの方も新しいコンセプトのマシンは出さないだろうという判断の元です。もともと定価が6万円くらいしたものの、新品同様で1万5千円以下という価格は、それだけニーズがないということになりますが、燃料電池車が将来のエネルギー政策を変えることになるだろうと言われる中、パソコンだけがどうして転換のきかないものを出し続けるかなと思わざるを得ません。
今新型のノートパソコンを買っても、家の中を移動するような用途以外は、ちょっと使い物にならないような気がします。外へ持ち出して長時間運用するためには、高いお金を出して高容量の専用バッテリーを購入せねばならず、その電池自体も消耗品としてゴミになっていく。さらに言うと、ハードディスクを持つマシンというのは振動に弱く、モバイル運用での信頼性が少し弱くなるということもあります。そうした弱点を補填し、少ない電力で駆動可能なマシン、さらにノートパソコン並みの打ちやすいキーボードというのは重ねて言いますがモバイルギア2のみです。今回購入したマシンは状態もよく、ほとんど新品といったあんばいでしたから、本体がすり切れるまで使い倒そうと思っています。(2002.12.3)
モバイル機器をそろえるにあたっての考え方はいろいろありまして、究極の選択というのは一台で何でもできる事だと思います。そういうニーズにあったのがA4タイプのオールインワンノートなのでしょうが、これを常時携帯というのはきついし、予備電源も必要になってくると思います。車での移動なら電源の確保は容易なのでメリットもあると思いますが、なかなかそんな人だけではないのでみなさん悩んでいるということなのでしょう。
今回導入したカラーブラウザボードは、インターネット繋ぎ放題のPHSカードと共用することでうまみが出てきます。キーボードは付いているものの入力はしづらいので、主にWebの閲覧と簡単なメールの送受信くらいに限定して使うことで実に簡単に運用できます。それ以外のもう少し突っ込んだ作業はジョルナダ690で、スケジュール管理などはVisorでと分業することによってどの作業も瞬時に始められます。小型のノートパソコンの場合はハードディスクからOSを呼び出すのに時間がかかったり、起動時にシステムエラーが出てさらに時間がかかったりする場合も外で使っていると案外起こったりするんですよね。
最近とみに注目されているのは無線LANでのモバイルインターネットですが、便利である反面データを盗まれたりパソコンに侵入されたりする危険性があります。送受信したメールの内容を盗み見られる可能性についても存在するということで、躊躇するところは大いにあります。しかし、そうした危険性が少ないPHSのインターネットは速度が相対的に不足するというジレンマ。現状のスピードだとどうしてもPDAや携帯電話の画面に適応したサイトを見るぐらいが一番いいんですね。そういう意味でもあえてノートパソコンを使わず、PDAで外からのインターネットを使い倒すというのは現状に最もあった使い方ではないかと自負しているところです。(2002.10.20)
現状ではほとんど更新がありませんが(^^;)、逆にいうとそれだけ満足して使っているということです。その後、ごくまれに値の付け違えかと思うほどの安価な品物を出すハードオフ(^^;)で、今まで使っていたVisor deluxeより高速・高バージョンOSを積んだ乾電池式では最強のPalm Visor Platiumを5千円で入手しました(^^;)。今までの設定内容もバックアップモジュールを付け替えるだけでいとも簡単に引き継げ、以前のものは何かあった時のサブ機として今は利用を中止しています。インターネット接続についても、携帯電話とDDIポケットのPHSと接続が可能な通信コネクタを最後の大安売りで1,980円で入手(^^)。繋ぎ放題の利用は現実的ではありませんが、マルチアカウントが使えるフリーのメールソフトも存在するので(OS3.5以上のPlatiumでないと使えないんですが)現在はほとんどVisorだけで済んでしまいます。本当はVisorで親指シフト入力が使えればいうことないんですが、それは無理ということで高速入力はできませんが、それでも何とATOKがPlatiumには付いてきたのでそこそこの入力もできます。今のPDAはインターネット使い放題を実現するために高性能を追求し、結果専用充電池を採用という形になっています。しかし、これはリサイクルの流れから行って現状では購入の対象からはずれております。結局のところ、電源については将来の電池といわれている燃料電池搭載のノートパソコンでも出ないとどうしようもないですよね。それまでは案外今の組み合わせでも何とかなりそうな感じがします。もう少ししたらブラウザ搭載でそれ自身使い放題のインターネット可能なPHSとか出るかも知れませんし。(2002.10.3)
いろんな機種を使い回している私ですが、常々気になっていたことがあります。いろんなPDAを持っているのはいいのですが、数が多すぎてどうしても荷物になってしまうという。本当なら携帯電話にそうした機能が付いたもので全部まとめたいという希望はあるのですが、なかなかそういった携帯電話というのは出ませんね。そこで、たまたま目にして安かった腕時計型のRuputerに手を出したわけですが、ビューワーとしてだけなら十分実用になります。ということはTシャツ短パンの姿でも大丈夫ということに(^^;)。
問題は、今普通に使っている腕時計とどういう形で共存を計っていくかということでしょうね。ただ、日常はいろんなPDAを使えますから、特に休日などに活躍しそうですけどね。(2002.1.5)
ページトップでも紹介していますが、Gateway
Solo5300というA4ノートを購入してしまいました。上記のことを書いたことから矛盾があるかもしれませんが、とにかく仕事で、外出先でもインターネットエクスプローラーが使えて、エクセルが走るマシンが必要不可欠になってしまったからです。そうなるとB5ファイルサイズのマシンや、ウィンドウズMeが走るならもっと小さいマシンを選択するという手もあったのですが、敢えてそうしなかったのはまず予算の問題が大きかったですね(^^;)。今回購入したマシンはセレロン700MHz、メモリ128MB、HDD10GBというスペックで12万という破格値が期間限定で出ていたので、たまらず走ってしまったというわけ。でも、その選択は間違っていなかったのではと思います。というのも、今後のデスクトップとの関係を考えたときに、できるだけファイルの変更はノートの方でやっておく方がいいという感じになってきてしまいました。おそらくデスクトップの方はテレビを見て録画したり、CDを焼いたりと、ノートで削った機能を利用する場合にしか使わないような感じがします。逆に言うと普段使っているソフトや作業がそれほど多くのパワーを必要とするようなことはないためということなのですが、それはまた大きめのマシンを購入したことで十分メインマシンとして使えることにつながっているのです。時期OSのウィンドウズXPへのアップグレードサービスもあり、長期保証3年にも入っているのでしばらくはメインマシンとして仕事にプライベートに活躍することになると思います。ただ、モバイル的な利用には難があるので、気軽にということになるとジョルナダ690とワークパッドの併用を今後とも続けていこうと思っています。(2001.7.16)
とりあえず持って出るということになると、やはり携帯電話、PHSは基本です。その昔は音声通話だけに使うだけのものだったのが、PHSが出てきた頃から低料金でネットに繋ぐことが可能になりました。ただ、その場合でも電話機単体でネットに繋ぐことは最近になってようやく一般的になったようです。あと、ここまで電話を使ったメールのやりとりが一般化するとは思いませんでしたね。
2001年1月現在ではまだまだウェブ利用の料金が高いので、今後の展開を待ちたいところですが、現状でも携帯電話から自分のページの掲示板に書き込みできるようになったのはもしもの時に安心できます。電話単体でそうしたことができるというのは他に余分なものを持って行かなくてもいいということになり、将来的には更に料金が手頃になり、また操作もしやすくなるといいのですが。
メールについては、転送機能を使うことでメインのメールアドレスに来たメールを携帯電話に転送することができます。と言うことは、ダイアルアップでインターネットに繋いだりメールソフトを起動したりしなくてもメールが読める環境ができてしまったわけで、こちらは自宅でのインターネット環境をしのぐということも言えます。私の加入しているJ-PHONEのメール通知機能は定額料の支払いで最初の一部に限って無料で読めますから、追加料金もかかりません。さらに言うと、私の購入した機種はデジカメがついていますので、もし興味あるものをホームページで紹介したい場合、すぐに対応できるというのが気に入っていますね。
もう一方のPHSですが、これは単体ではあまり利用価値は今のところありません。メール機能はありますが、メールの着信通知はあるもののメールを読むためには通話料金を払って蓄積しているセンターに読みに行く必要があります。こちらの方も自動的にメールが配信されてくる仕組みになってくれればうれしいのですが、今のところは音声通話のみの使用になっています。あとは別の機器を使ってのアクセスということになりますが、電話機単体だけでは携帯電話に任せられますからこれはこれでいいのかもしれません。
電話に加えて何かを持っていくということになると、今考えられる最小のビューワー、シチズンのデータスリムがベストの選択です。とにかく大きさがPCカードと同じなのですからこれこそ胸ポケットに携帯電話と一緒に入ります。それまでは無理をしてパームOSのワークパッドを持っていっていたのですが、それだとどうしても手ぶらというわけには行かないのですね。手ぶらで済ませたい場合はこの組み合わせで何とか大丈夫です。
ビューワーという紹介をしていますが、例えば住所録に入っている人名を使ったり、もともと登録している予定を書き込むにはそう大変ではありません。スケジュールを確認するためということもありますし、本来ならば紙の手帳に書いておきたい防備録を記録して持ち歩くのはもしもの時に便利です。なお、登録した内容はパスワードによって保護されているので落としたり無くしたりしてもデータそのものを見られることもありませんし、安心して携行できます。そして、これは古いタイプであるデータスリムだけの特徴ですが(現行機のデータスリム2では不可)、ヒューレッドパッカード社のウィンドウズCE機、ジョルナダ690に標準でデータシンクロソフトが付いています。つまりデータスリムでスケジュールなどを入力しておけば、あとでジョルナダ690とシンクロし、更にデスクトップパソコンのアウトルック2000(これは正式ソフトがジョルナダに付属しているのです)と同期を取ることができます。逆に言うとパソコンで更新したテキストデータを含めたデータを常にデータスリムで持ち歩くことができるわけで、携帯のメモリーと比べるとその優位性は明らかです。備考欄に長文を書いておくことも可能ですし、ホームページのありかまでちゃんと見ることができますし。今後携帯電話の電子手帳かが進んで、データスリムでできることを今のサイズのままでできるようになればお役ご免になるかもしれませんが、別に持っていて邪魔になる大きさでもないし、まだまだ利用価値はあると思います。
日本IBMから最初に出た始めての日本語版PalmOS搭載機ですが、ユーザメモリが4メガというのは、私の使い方からすると必要十分の容量です。基本的にはデータスリムと同じように住所録、スケジュールに加えてメモ書きにも使えます。更に、情報を検索したり表示するスピードについてはデータスリムの比ではなく、できることなら持ち歩きたいものであります。
持ち歩く際のネックは、やはりその大きさで、ポケットに入れたのでは破損のおそれがあるのでやはり何か小さいバックなどに入れる必要があり、ちょっとしたお出かけで余裕があれば持っていきます。結構これ単体でできることが多いので、暇つぶしにはもってこいなのですね。まず、多くのゲームがネットなどを通じて流通してますしゲームボーイほどの高度なゲームはできないものの、楽しめます。また、データを見るための操作が簡単なので、パソコンのメールアドレスに来たメールマガジンや新聞などを転送し、新聞のように読むこともできます。更に、これもネットを通じて流通している著作権が切れた文学作品をダウンロードできる『青空文庫』の作品をダウンロードすれば読めますし、ものは限定されるにしても文庫本の代わりとしても使えるという。最近では携帯電話や通信カードを繋いでインターネットへアクセスするような使い方もありますが、私の使い方ではそういう使い道は他の機械に任せるとして、容量の4メガで収まるような使い方をしています。ただこれも来年には更に機能強化されたハードが出るようですから、どのタイミングで買い換えるか、それが今のところの課題です。
実はこの文章を書いているのがパソコンのキーボードではなくジョルナダ690です。パソコン雑誌の中にはこのキーボードではタッチタイプが難しいというコメントがありますが、このページでも何度も書いているように、あくまで先入観の問題で、こういうことを書く人は実際に使い込んでもいないのにいい加減なことを書くのには呆れてしまいます。個人的に、キーボードを使っての日本語入力にはその昔親指シフトと呼ばれたNICOLA配列を利用していますが、現状ではこのウィンドウズCEでキー配列を変えてNICOLA配列を実現できますので、CEマシンは手放せません。単体でメインのメールアドレスを管理したり、多少は制約があるもののホームページの閲覧ができたり、起動時間も早いのでちょっとしたお出かけにはノートパソコンを持参しなくてもこれと通信用のカードを導入すれば、たいていのことはできます。ジョルナダには56Kのモデムが付いていますので、携帯が通じないところでも問題ないですし、個人的に持ち歩くのはPHS用のカードのみにしています。
購入した当時はこうしたマシンのうちで最小ということで購入しましたが、ほとんど大きさが変わらず実売価格が5万程度と安いシグマリオン(NTTドコモ・NEC製)や、同じヒューレッドパッカードから出たジョルナダ720という選択肢も出てきました。ただ、新しいジョルナダではデータスリムとの連携ができなくなるというのがネックで、安いシグマリオンではキーボードを大きくするためにキー配列に影響が出ているため、多少操作がしにくくなっていることと(キーボード入れ替えソフトではその辺の事情を考慮した対応はなされているので、慣れてしまえば結構使えるかも)、あと安さが故のハード的な省略が気にかかります。スロットがコンパクトフラッシュの一つだけなので、メモリカードを差したままLANカードによるデータ同期ができないのが残念です。せめて本体にUSB端子をつけてそこからパソコンに繋がるようにしてくれれば購入欲もわいたのですが。
仕事柄インターネットエクスプローラ5.0以上の動く環境が必要なので、ウィンドウズ95の走るシンクパッド535を車に積んで持ち歩いています。車で移動する際には地図ソフトとGPSアンテナを利用してカーナビを実現することができるので、そういうときに限定して持ち出しています。将来的にクルーソーが一般化して、バッテリー持続時間がジョルナダ並になり、大きさもコンパクトになった場合はどうかというところですね。しかし、ウィンドウズ98、Meということになりますと、どうしてもハードディスクを搭載しなければいけませんし、起動にも時間がかかるため気楽に持ち歩くというわけには行きません。まさか大容量のフラッシュメモリーを搭載するノートは出ないと思いますし、そうでなければノートパソコンをどこへでも持っていくという気はありません。むしろ、携帯電話にいろんな機能が付属し、モバイルノートパソコンを駆除してしまう可能性もありますね。でも、その場合どうしても問題になるのが通信料金なのですね。将来的に無線を利用したインターネット定額接続が一般化し、携帯電話でも利用可能ということになったら、全て携帯電話を中心にして、キーボードや大型モニターだけを持ち運ぶなんてことが現実になるかもしれません。まあ、そうなる前にこのページを書き直すことになりそうな気もしますが(^^;)。(2001.1.16)
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