AirH"を使いこなす

 

複数の機種を使い分け

 

 モバイラーを標榜しつつも、やはりなかなか外でのつなぎ放題契約をどうしようかと考えていました。でも結局PHSで32Kパケット通信のAirH"を契約してしまいました。いったん使ってしまうと、その便利さに認識を新たにすることがかなり多いです。つなぎ放題契約は繋がらなく遅いという事もありますけど、ADSLのスピードに慣れてしまうとそう感じるのは仕方のないことだと思います。でも、上記写真のようなPDAでこそ、いろんな可能性が出てくるのではないかと思います。そういうわけで、ここでは様々なコンテンツの話から、私なりのおすすめの機種などもAirH"をとっかかりにしてしていきたいと思っています。


1.どの機種をつなぐべきか


 
 自宅でつなぐ場合はモバイルでないパソコンとつなぐことになると思いますが、ここではやはり、外へ持ち出して活用するための話をします。最近は小型のノートパソコンはめっきり少なくなりまして、ノートパソコンの売れ線はオールインワンのA4サイズと言うことに落ち着いてきています。もっとも、ソニーのバイオUとか、ビクターのインターリンクや、東芝のリブレットなど、10万円強(ことによると10万そこそこ)でウィンドウズXPが走る小型ノートパソコンが購入できます。確かに、日常の作業を集約しつつインターネットをするためにはハードディスク搭載のノートパソコンがいいに決まっていますが、インターネットに接続し、つなぎ放題を生かすということになるとこれだけの選択にはちょっと疑問符が出ます。

 まず、通信端末の選び方ですが、現状ではコンパクトフラッシュ型を強くおすすめしておきます。私の購入したのはNECインフロンティアのCFE−02です。とりあえず128Kは利用しないし、コンパクトフラッシュタイプはかなり適応端末が多いということも選択の理由でした。今では新規契約0円で購入できるところもあるかもしれません。私は1700円で購入しましたが、まあ、この価格以下で購入できればいいのではないでしょうか。

 というわけで、機種選びの結論から言うと、インターネットに接続する端末と、作業に使う端末は分けた方がいいのではないかということです。私の場合は主にウェブ巡回に使うのがカラーブラウザボードで、画面上の表示が困難な場合や長文メールを書く時、またカラーブラウザボードの電池がなくなった時(^^;)のためにJornada690を同時携帯することにしました。ノートパソコンを持っていかないのは大きくて重いのと、やはり電池の持ち時間が違いますと言う理由の他に、財政状態が厳しいという事情があるんですけど。理想的にはミニノートとPDAの組み合わせが最上でしょうが、今ではドコモのシグマリオン1・2でも動作報告のある機種もありますし(恐らくAirH”ならば大丈夫だと思いますが、あくまで個人の判断でお試しくださいね(^^;))、予算が少ない場合に購入するのなら両方NTTdocomoの端末でというのが一番安上がりかも。各モバイルマシンのカタログスペックを比較して、通信時と非通信時のバッテリーの持ちを考えて、ネット接続と作業マシンは別にするというのがいいのではないでしょうか。マルチウィンドウ的に二台のマシンを使うことによって作業効率もアップするでしょうし、なにより瞬時にインターネットに繋がるPDAの特長がこういう場合にも生かされるのではないかと思います。

 

2.私なりの利用の仕方

 

 私の場合、カラーブラウザボードを購入してからAirH"の導入を考えたので、やはりカラーブラウザボードで何ができるかを中心として利用方法を考えることになってしまいます。カラーブラウザボードにはワンタッチメール巡回ボタンがあるので、何かのついでにいつでもメールチェックが可能です。着信通知はできませんが、簡単なメールのやりとりなら十分のレスポンスです。

 次にWebでの利用法ですが、パソコンの画面のような広さは当然ながらありませんから、快適に利用できるサイトは自ずと限定されてくると思います。それでも、利用するサイトによってはかなり便利に使うことができます。特に今のマシンが機能的には高性能ではないと言うことで、マシンの中に記憶させるのではなく、必要な時に膨大なインターネットに記憶されたものを引き出すと、そんなふうに考え方を転換することによって新たな可能性が見えてきます。

 もちろん、今利用しているADSLのサービスが突然切れたしまったような場合も想定して、そのバックアップ媒体という側面もあるんですけどね。PDAに特化したリンク集などはもう少しまとまってから自分のためでもあることですしここからリンクページを作る予定ではあるのですが。

 

3.日本無線J3002V

 2004年5月からつなぎ放題プランの内容が変わるのを機に、カード型端末から音声通話もできるウェブブラウザ付きの端末に機種変更しました。たまたま音声用に契約していた端末も同じ端末にしてしまっていたので、2004年4月現在、同時に二台利用することになってしまいました。詳しくはこちらからどうぞ

 

4.京セラ AH-K3001V

 ほぼ一年弱遅れですが、ようやく通称「京ぽん」を入手することができました。前の機種を2004年4月に新しくしましたので、10ヶ月の縛りがあったわけですが、改めて使ってみて、初代よりもかなりパソコンで見るインターネットに近いことができるという感想です。詳しいリポートと導入モデルについてはこちらからどうぞ。

 

おまけ

 PDAのためのリンク集

 つなぎ放題を前提とした、PDAで利用可能なサイトのリンク集です。どうぞご活用ください。

 


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