普段飲むものといえば、土地柄もありますが緑茶が多いです。決まったところで買うものもあり、いろんなところでいただくものもあり、日々のお茶に事欠くことはありません。ただ、ホームページで紹介している藤枝・向島園さんの粉末緑茶がなくなって久しいので、年末年始に備えて自宅用に買い込んできました。
写真など詳しいことについては以下のリンクに当時の事を書いているので参照してみて下さい。
http://y-terada.com/Hobby/gtea06/gtea06.htm
こちらの茶園さんはお茶の木をさし木で増やさず、しっかり根の張ったものになるまで育てています。自家工場で、取れたお茶の葉を粉砕して作られた粉末茶は急須も要らずお茶の成分をすべて取れるため、インスタントコーヒーのように手軽に、しかもおいしいお茶がいただけるのが気に入っています。ペットボトルのお茶を手軽に飲まれる方が今の世の中では大多数だと思いますが、小分けされた粉末緑茶25包で700円(税別)なので、スーパーなどでわざわざ2リットルの緑茶ペットボトルを買うのが莫迦々しくなります。今回も生産者の方と直接いろいろお話しをしてきましたが、顔の見えるお付き合いの中でいいお茶が飲めるというのは静岡というお茶の生産地に住んでいることの特権なのかも知れません。ペットボトル飲料を敵対視するわけではありませんが、いつも緑茶を葉から煎れている身からすると、ちょっとの手間を掛けることの有用性というものをお茶について感じているのです。
話はちょっと変わりますが、ここのところの燃料代高騰で、この冬の暖房をどうしようかと考えています。今はコタツでしのいでいますが、近ごろは多少不自由をしても服を重ねて着たりして燃料を節約しようという気運とともに、お金を掛けずに暖かく過ごす方法について方向性を探ってみました。もちろん、ストーブなどが全くないといくら雪の降らない静岡市周辺と言えども、ストックは必要です。しかし、暖房を止めると生命の危険があるほどではないので、ストーブの利用は最少限に抑えるとして、先日その補完的意味で利用しようと「湯たんぽ」を買ってきました。私のような事を考える人は多いとみえて、近くにある無印良品のポリ製湯たんぽと湯たんぽカバーは一瞬で売り切れてしまいましたが、結果として無印のものを買わなくて正解でした。別のお店で見付けたのが、よくある平らな波型のものではなく、カバーの付いたちょっと変わったデザインの湯たんぽです。
http://www.tange-kagaku.co.jp/uresuji1.htm
ここのリンクにあるL&B湯たんぽを購入したのですが、2リットルと少なめのお湯ながらプラスチックのカバーを付ける構造になっており、そこそこ大きく直接お湯を入れた部分に足が触れないため、付属のカバーのみで安全に暖かさが長持ちするので気に入っています。寝る前にお湯を沸かす手間というのはありますが、ここらへんはお茶を飲むために葉っぱから煎れる手間というのと共通点があるかも知れませんね。みなさんはこうしたちょっとした手間についてどう考えられるでしょうか。
耳成芳一 2007年12月04日(火)00時28分 編集・削除
私の母は、抹茶と煎茶の教授の免状を持ってました。
茶葉の選択と其の量、煎れるお湯の温度、急須の中で葉が開く時間、煎れるお湯と急須の扱い、とその手際の良さなど、基本を身に着けるだけでも、奥が深い。何も格式張った茶席で無くても、仕事場で茶を如何に上手く煎れるか、は男女問わず身に着けて欲しいもの。
とは言え、小生、コーヒーの入れ方は、安直なペーパー・ドリップ方式、500グラム400円程度のお得パック…拘れば、果てし無いから、と。
灯油の高騰は、北国の者にとって、直撃問題。値上げされた分だけ、ストーブを焚く時間を減らすか。職種によっては、暖房手当を減らされた例も。
最近は金物屋さんに行っても、金属製の「湯たんぽ」を置いていない、ことが多く成りつつあります。