メール端末としてのモバイル

 

その9 AH-J3001V/J3002V

 アステルのドットiのサービスが、同じPHS事業者であるDDIポケットで開始されたらいいのにと思っていたのですが、ドットi端末を作った日本無線から2003年4月にAH-J3001V/J3002Vというブラウザ(NetFront 2.0&SH-Mobile搭載・1ページ50kbyteまで、メロディー・画像ダウンロード対応、128bit SSL対応、cookie対応、JPEG、PNG、GIF、BMPを表示可能)付、メールはPOP3、APOP、SMTPクライアント対応(DDIポケット独自のメールアドレスとは別に2つ設定可能)というプレスリリースが発表されました。

 料金体系が複雑なので混乱しているところもあるようですが、32Kパケットでのつなぎ放題(年間契約割引で4930円)を契約し、AirH”対応のプロバイダに接続すればそれ以上の料金は必要ありません。パケット代が発生するのは、つなぎ放題以外の料金コースで接続する場合や、パソコン用のプロバイダを契約していない人が接続するためにDDIポケットが提供するアクセスポイントに接続する場合です。今一番安いモバイルアクセス用のプロバイダは私も契約しているIIJmioIIJmioモバイルアクセス(月額300円)なので、消費税を入れると約5,500円でメールはおろかネットサーフィンまで電話機単体でできてしまうことになります(^^)。

 ただ私の場合、モバイルギアやカラーブラウザボード、VisorなどUSBポートのないPDAでもつなぎ放題のインターネットを使うことがあるので、これ一台に集約するというのは難しそうです(パソコンなどUSBポートに直接接続できるので、パソコンでインターネットを使いたい場合は○)。ただ、音声通話コースでもプロバイダ経由のネット接続は1パケット0.05円とのことで、いざという時にメインのメルアドからメールを送りたいような場面で使うパターンというのは有りです。パケット代は無料通話分が使えるということで、無料通話分の残りをウェブで確認しながら、月末集中的にネットサーフィンをするということも楽しめそうです(^^)。

 使用するにはサービスエリアの問題もあり、すべての人にすすめられるというわけではありませんが、特にパソコンで使っているメールアドレスで外出先からもメールをしたいと考えている人は、私のような使い方ならつなぎ放題にしなくてもそれなりに使えると思います。当然、携帯のパケット代に苦しんでいる方も、毎月のパケット代が5,500円より上で、自分の行動範囲がDDIポケットのサービスエリア内ならば、検討の余地はあります。でもまずは、実際にどんな端末なのか見てみたいですね。(2003.2.27)

 

その8 時代は定額払い

 

 写真入りで載せたばかりのドットiを解約してしまったのですが(^^;)、電話機単体でパソコンのメールアドレスを複数使えるというメリットはあったものの、パソコンからだと定額で好き放題メールができるのに、モバイルだとそうはいかないというギャップを感じたからです。現在契約したAirH"カードは、当然の事ながらメールもし放題です。ただ、どうしても持って歩くのにかさばりますから、電話機単体でメールし放題というサービスについて紹介していきます。

 まず、受信だけなら文字数の制限はあるもののJ−PHONEやツーカーのスカイメールがありますね。携帯電話に着信する仕組みをうまく利用して全角で題名を含め192文字を読み出すことができますから、メールの着信確認やポケベル代わりに十分実用になるでしょう。でも、毎日何十回もメールをしまくるような使い方だとかなり料金がかさみます。そうした場合、思い切ってPHSに乗り換えてみるというのはいかがでしょうか。

 DDIポケットは特定の機種を使うことによって、従来のような時間による課金をしないで、情報量に応じてのパケット通信を使うことができます。iモードなどの携帯電話ではこの情報量に応じて料金が加算されますが、DDIポケットの場合はAirH"のつなぎ放題がパケットによるものであることからもわかる通り、定額払いで情報のやりとりができるオプション契約があります。それが『エッジeメール放題』(月額700円)のオプションです。

 現在(2002.11.4)このオプションを利用できる端末は一機種しかありませんが、新規でだいたい1万円前後の端末を購入し、年間契約割引を適用すると無料通話のつかない標準プランの場合月々2,995円プラス消費税でメールの送受信がやり放題になります。写真をメールで送りたい場合は、端末自体にカメラはついていませんのでトレバと呼ばれる小型カメラを購入しておくことをお勧めします。これで写真付きメールを送受信し、残しておきたいものについては本体内蔵のカードスロットからSDカードに保存できます。携帯電話のようにWeb閲覧やJavaアプリで遊ぶことはできませんが、そこまでやりたいのなら基本契約を4,980円(年間契約の場合)にしてメール放題契約の700円を加えることによって、PDAやノートパソコンに接続することが必要ですが、Web閲覧も定額になります(カード型の契約にした場合は通話は一部の機種を除いてできないものの、PDAなどからそのままメールが送れるので、オプションのメール放題料金は当然かからなくなります)現状の携帯電話の請求書を見て、通話料とメール送受信、そしてWebにいくらぐらいお金をかけているのかじっくりと判断することで確実に通信費を抑えることができます。PHSだけでは不安だという場合も、携帯電話はプリペイド方式か格安の料金プランで契約しておき、受信メールだけPHSから携帯メールに転送をかけておくという技も使えます。こうすると、とりあえずPHSが圏外でメールが受信できない場合にも、ちゃんとメールが付くはず。なお、携帯から送信する場合はメールアドレスが違うので、その旨メールに書いておくことをお忘れなく。

 以上のようにPHSと携帯を組み合わせる場合でも、月4千円前後でメールのみの送受信体制が構築できます。これに通話料がプラスされるわけですが、そうなるとやはり通話量削減のコツはいかに音声通話を減らすかにかかっていると言えます。知り合い同士なら極力メールだけですむようになれば料金的には嬉しいのですけどね。

 

その7 『ドットi』って知ってます?

 

これがドットiの画面です

 地域によっては契約している人がほとんどいないという(^^;)、PHSのアステルと今回契約してしまいました。PHSはDDIポケットに加入しているのになぜということもあるんですが、私の住んでいる中部地方(愛知・岐阜・三重・長野及び静岡県の富士川より西(^^;))の料金体系が、今回比較したDDIポケットのデータカード契約と比べると料金が安いことに加え、『ドットi』というインターネット接続に特化したサービスに魅力を感じて加入ということになりました。

 料金体系はスタンダードプランが2600円なものの、通話料が倍になるエコノミープランが1300円(データ通信料は通常通り)ということで迷わずエコノミープランに。そしてここがほかのPHS会社と違うところなのですが、アステルはNTTに回線を借りずに独自網を持っているので、入り口から出口までアステル網で完結できる場合は定額料(月100円)の支払いでデータ通信料が1分5円になるのです。ただ、アステルに対応するプロバイダへの接続が必要ですけど。さらに、上記のような携帯電話でのインターネットサービスは45秒5円で、iモードなどの勝手サイトが利用でき、さらに独自のコンテンツが使えます。

 で、ここからが本題なのですが、メールについてもすごいんです。ふつう、携帯電話でメールを送るということだと、携帯電話会社と契約したアドレスになってしまいますよね。いつもパソコンからメールを使う私のような場合、外からメールをするためには携帯から直接メールをするのではなく、ノートパソコンや小型PDAなど、プロバイダへ接続できる機器をつないで、そこから改めてメールをするということになります。そういうニーズが多いのでPocketPCなどの商品があるのでしょうが、この電話機ではアステルのメールサーバーへ直接つなぐ方法のほかに、プロバイダに直接アクセスし、プロバイダメールの設定も2カ所まででき、複数のサーバーの一括受信もできます。ただ、送信に規制がかかるプロバイダの場合でも、送信用の設定をアステルのサーバーに設定することによって問題なく自分の今使っているアドレスのメールの送受信ができます。「CC」や「BCC」の設定もできるので、電話機から送るときに自分のメールアドレスをBCCで指定して、サーバーにメールを残す設定にしておけば通信記録は改めて自宅のパソコンで受信できます。そうなると、データカードもPDAもいらなくなるんですね。ただ、文字入力が大変というのはありますけどね。

 さらに今回導入を後押ししたのは、パソコンとつなぐデータPCカードの無料レンタルサービスというのをやっていまして、一年間レンタルの後プレゼントしてくれるというキャンペーンがあったからなのです(^^)。DDIと比べるとエリアも狭く、全国一律の料金では使えないというディメリットはあるにしても、私の生活パターンの中ではほとんど間に合いますので、データカードを増設するよりよっぽどメリットがあるのですよね。現状ではメールの受信はJ−PHONEにして、送信とデータ通信はアステルで、音声通話はDDIポケットと使い分けるやり方が今年は基本になる感じが。ライトEメールはそうなると、私のようにパソコンメールが中心の使い方ではそれほどメリットがなくなってきてしまいました(^^;)。(2002.1.14)

(追記)

 たまたま格安の接続端末が購入できたと言うことで、ほとんどなにも考えずに入ってしまったAirH"。電話機単体でインターネットができるドットiにも魅力はありますが、さすがに全国規模でのエリアの広さとつなぎ放題でインターネットができる魅力に負け、今回解約の運びとなりました(;_;)。購入当初は今私が使っているVisorを利用した通信モジュールを出すなんて話もあったんですが、それも今ではほとんど実現不可能になってしまいましたね。将来的に関東地区のアステルを買収した鷹山の戦略に注目していますが、それまではこうなってしまうのも仕方ありませんね。(2002.10.31)

 

その6 この春は『ライトEメール』に注目

 

 携帯電話の迷惑メールがこれだけ社会問題化されるのは、キャリアによっては受信するだけでも料金がかかることにあると思います。多くのメールを受けるほど毎月の支払いがのすわけで、パソコンで使っているネットと比べると使えば使うほどかかる料金体系というのはどうにも解せない部分でした。だって、普通の電話ならつなぎ放題で契約してもプロバイダー代と通話料込みでも月3000円くらいでできる場合もある。それが、ウェブを使わずにメールだけでお金を取られるというのはインターネットの仕組みを知っている人ほど解せない部分が多いことでしょう。

 前回のコラムで書いたJ−PHONEの場合、送信については一件に付き課金が発生しますが、受信については200円前後の定額で済みますが、メールのやりとりを頻繁にやるようになると結構値がかかります。J−PHONEの場合一日10回で送信料が30円。それを一月続けたとして900円。音声通話料よりは安いにしても、全角64字の送信で3円というのはかなり高いですね。もちろん、それ以上の長さのメールや今話題の『写メール』では一回の送信料がさらに高いわけですが。

 今回紹介する『ライトEメール』とはPHSのDDIポケットのサービスで、現在も表題とメールアドレスを含めた文字数45字でサービスをしていますが、春頃には文字数の拡張で、送信文字が全角103文字・受信文字が全角123文字になるそうです。このサービスを受けるためには対応する電話機の購入が必要で、さらに定額料(LLパックの利用者は無料。年間契約者は300円、その他は500円)が必要になりますが、2002年1月現在では受信のみ無料、送信は一回につき3円とJ−PHONEと同じレベルまではきています。

 ただ、ここのところの情報で、なんと上記の契約をして定額料を払えばなんと送信まで無制限にできる形でサービスを考えているとの情報が入ってきました。もしこれが事実なら、携帯同士でも相手がパソコンとでも、料金を気にせずメールのやりとりができることになり、これこそ本命になりそうな気がします。携帯で読んだり書いたりできるのはせいぜい100文字がいいところでしょうから、このくらいの設定でかなりの人たちが使えるサービスになるかもしれません。現状でもDDIポケットのメールは別のアドレスに転送がききますから、データはパソコンで保管しつつ連絡も取れるということで、今後の状況に期待がもてます。無理して小型の情報端末を購入してメールをやらなくても、電話機一つで済むかもしれません。情報収集についても携帯用に短く区切られたメールマガジンもありますし、送受信無制限というメリットを生かした活用の仕方が考えられるはずです。とりあえず、この春のDDIポケットの動きには注目しましょう。(2002.1.3)

 

その5 現状の本命? J−PHONEスカイメール

 携帯でメールという場合、それを書くのではなく読むのでもなく、確認する事に重きを置く場合文句なくお勧めなのが表題のスカイメールです。通常の携帯(PHS含む)メールの場合は送るときだけでなく読むときにも課金が発生してしまいますが、J−PHONEの場合は月々の定額量を払い込む事によって、受信の都度の課金が発生しなくなります。

 現在はロングメールといって全角3000文字まで携帯電話で確認できるようになっていますが、さすがにこうした大きなファイルを全部読むと課金が発生します(一件8円)。しかし、メールアドレス、表題を含んだ文字の頭から全角192文字までを受信通知という形で課金の発生なく配信しているのです。大きなメールの場合、メールボックスにメールが残ってしまいますが、それを携帯電話を使って削除する作業にも課金はされませんから、自分の使うメールアドレスのメールに転送をかけ、本文の最初の部分から重要性を判断し、読まなければならないものだけは読み、あとは自宅へ帰ってからゆっくり読むという使い方が可能になります。受信にかかる費用は月額250円で、メール中心に使う場合は月1440円というプランもありますから(何とこの中には600円分の無料分あります。東海地方に住んでいる人へのプランなのが残念ですが)、通話の事を度外視し、受信専用にするとおよそ1700円でメール環境が外に簡単に持ち出せるという訳。残念ながらドコモのiモードではこうはいきません。送信の場合も、全角64字までのスカイメールなら一件に付き3円ですから、将来的にPDAとくっついた製品が出たときには更に最強が強化されるという事になるでしょう。

 そういう訳で、他のページで紹介していましたドコモの『ドニーチョ』サービスは速攻で解約してしまいました。電話番号を生かすなら、二台目のメール専用機を持つという考え方でも行けるかもしれません。(2000.11.20)

 

その4 メールニュースの大穴? 

 地域新聞記事INDEX というメールニュースがあります。これはたまたま共同通信社のホームページから地方紙のホームページを見ていた時に見つけたもので、全国各地のニュースを配信してくれるものです。はっきり行ってヘッドラインニュースのたぐいはiモードだってなんだって簡単に見ることができるし、わざわざメールで配信するのですからちょっと変わったものを読んでみたいものです。リンク先から見本を見ればお分かりと思いますが、このメールマガジン、全国の提携新聞のヘッドラインニュースが入っているので相当ローカル色の濃いニュースがてんこ盛りです。別にローカルニュースなんてと地方をばかにするあなたは間違っています(^^;)。地方配信のニュースをちゃんと読んでいると、今まで見えなかったことがたくさん見えてくることもあるのです。

 たとえば以前、全国的に米の生育が悪く、結果として米の値段が上がり大問題になったことがありました。しかし、全国ニュースで大凶作がいわれるはるか前に、生産地では深刻な問題として連日報道されていたのです。東京中心の情報偏重社会というのは、えてしてこういう問題を引き起こします。私たちは東京だけに住んでいるのではなく、全国各地と密接に関連した生活を送っていることを忘れてはいけません。そうした濃い情報が、休日をのぞく毎日メールで配信され、情報量に不満があったら各新聞社のウェブにいけばいいのですから情報としては万全の体制でしょう。しかもこれで無料なのですから堪えられません。携帯電話など受信文字に制限のあるものでは有効活用ができませんが、一般的なモバイル機器でしたら十分楽しめます。モバイルにこのメールマガジンを配信させることによって、普通では手に入らない情報をどこにいてもすぐに手に入れることができるとは。ほんとお勧めですからぜひ見てみてくださいね(^^)。(2000.8.7)

 

その3 外出先では見るだけという選択も

 表紙のインフォメーションのところでも紹介させていただいていますが、連絡先のメールアドレスを変えることにしました。今まではメールの処理にも苦労していたのですが、新しくShuriken Proというメールソフトを購入したことにより、メールの管理が楽になったことがその理由です。メールアドレスがパソコン用で複数、更にPHS用とあると、どこで何を書いたのだか分からなくなってしまう不具合もあり(^^;)、どうにかしてわかりやすい形にしたいと言うのは皆さんにもわかっていただけるのではないかと思います。

 私がShurikenProを選んだのは、先日購入しなおしたWorkPadとメールの連携が行える機能がついたからです。受信簿にあるメールをシンクロしてくれるだけでなく、WorkPadで書いたメールをメールソフトの送信待ちのフォルダに送ってくれたりします。とりあえず出がけにメールチェックした後でシンクロし、返事を書く必要のあるメールには出先で返事を書き、改めてシンクロした後メールをパソコンで送信すればいいのです。携帯電話につないだメール端末よりも即時性がないのがディメリットですが、緊急時以外だったらだいたいこういう使い方で十分なような気がします。

 かくいう私の場合は、しっかりとモバイル機器も別に持っていますが、そちらのメールソフトの設定は『メールをサーバーに残す』設定にし、帰宅した後は自宅にあるデスクトップパソコンで、改めて外出先で受けたメールも受け直しています。そうすることで、自分のところに来たメールを効率的にまとめることができますので。ほんと、それだけでメールの送受信ができる機器というのは便利なのですが、メールの保管とか一元化ということになると大変なんですね。逆にメインで使っているアドレスへのメールを携帯電話に転送するという手もあるのですが、J-Phoneのように最初の何字かは受信料が無料というような形でないと難しく、私の場合は全部転送してしまったらその確認だけで結構な金額になってしまうのが泣き所です。将来的には限度はあるようですが、最初に一定のコマーシャルメッセージを聞くことによって2分間通話料が無料になるというツーカーの実験的試みの例もあります。そうしたサービスがでだすまでは、いろいろ考えていきたいですね。(2000.4.13)

 

その2 メールニュースを賢く使おう

 最近は携帯でも全角3000字受信が可能なんて機種も出てきまして、出先でもメールチェックが簡単にできるようになりました。ただ、そんなにメールばかりチェックしてどうするのと言われたら全くもってお恥ずかしい限り(^^;)。しかし、メールをくれる友達がいなくてもメールが使えれば便利なのさということで、各種新聞社雑誌社の提供するメールニュースを紹介しようと思います。
 こうしたメールを出先で読めるようになると、新聞もいらなくなってしまうのではないかとさえ思えてきます。しかもこれから紹介するメール新聞は全て無料のものです。皆さんの中でこれ以外にいいメールニュースを知っているというかたがいらっしゃいましたら、ぜひこっそりと教えてくださいね(^^)。(99.12.13)

http://www.gendai.net/club.asp

 日刊ゲンダイのフリーメール。同時にプレゼント情報満載の無料メールサービスもあります。と、書いたものの先頃申し込んだばかりでまだサンプルメールしか見ていません(^^;)。どんな感じかわかりましたらここで更新しますのでお楽しみに。

 

http://nikkei.goo.ne.jp

 一日三回、経済ニュース中心ですが主要ニュースも翌日の予定や為替の情報などとともに配信します。一つ一つは短めですが、携帯でメールチェックをするにはこのくらいのほうが見やすくていいかもしれません。住所など個人情報を要求しないので、個人情報を出したくない人も安心(プレゼントが欲しい人は記入するようになっている)。

 

http://www.sponichi.co.jp/

 スポニチのフリーメール。朝4時に配信するので、出がけにメールチェックするのがおすすめ。芸能情報、社会ネタ、占いから競馬予想までバラエティに富んでいます。しかも必要なのはメールアドレスだけです。おすすめ。

 

http://www.mainichi.co.jp/digital/annai.html

 毎日新聞のパソコン関連のニュース。有料と無料のものがあるが、詳しい情報を併記してあるホームページに見に行くような形になっている無料のものでも、これはこれで十分な情報量です。パソコン関連の新製品ニュースが気になる人は是非行ってみてください。

その1 DDIポケット『PメールDX』

余裕の48文字表示

 まず最初は、別のコーナーでも紹介しましたPHSのDDIポケット『PメールDX』です。今度新しく『H"(エッジ)』端末がでて、更に使いやすくなりました。というのも、表示される文字がこのように8文字が最大6行(画面の場合はスクロール表示があるので5行となっています)で表示できます。ちょっとした案件のメールなら、この電話機単体でメールチェック可能です。更に、メールが届いた場合メールが届いたという事実だけですが(^^;)、Pメールという文字通信システムで通知してくれます。その料金は1回10円で10回以上になると一律100円という事です。しかし、メールを見に行くのに一回10円はかかってしまいますが。
 でも、この11月1日より運転中の携帯電話・PHSの使用について法律的な縛りがかかるようになってしまいましたし、電話を使わないでもいい用件だったらむしろ電話機で受けられるメールアドレスに連絡事項のメールを送ってもらうというのはなかなかいいやり方だと思うのですが。
 一応この端末では漢字変換もできるので、キーボードを叩くようにはいかないものの、ちょっとした返信メールなら作ることができます。欲を言えば、ポケットボードのような端末で、文章を電話機に流し込めるキーボードが出れば完璧なんですけどね。
 最後にちょっと、メール端末としての魅力だけでない『H"(エッジ)』端末について少々。この端末は積極的に基地局の電波の強弱に気を配り(^^;)、一番強い基地局にどんどん乗り換えていくので走行中の乗り物の中でも切れずに良好な電波状態を保つことができます。最近感じるのは、携帯電話と通話していると案外簡単に切れてしまうこと。『H"(エッジ)』端末はそう考えると携帯とほぼ同等の切れにくさを実践しているともいえ、かなりポイントが高いと言えます。音声のクリアさは携帯の比ではないし、第一料金も安い(基本料・通話料ともね)。特に一般加入電話から携帯電話にかけたときの値段の高さには辟易しているという人にとっては、この端末は非常にいい選択肢になると思います。また、データ通信も全国カバーで64Kのスピードが出るし。この冬のボーナス商戦を前に、関東地区と東海地区では登録手数料無料のキャンペーンをやっているとのことですから、ちょっと試してみるのもいいのではと、これはマジに薦めておきます。ちなみに、契約するだけで誰でもメールアドレスが持て、iモードのような月々いくらというようなチャージは入りません。メールを見に行くとその分一般通話料が課金されるというレベルです。(99.11.10)

 その後、DDIポケット専用メール端末である『POCKET・E』を購入しました。使用レポートと特徴の紹介はメインページでおこなっております。こちらのほうもどうぞよろしく。(99.12.10)

 


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