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今からでも遅くない

 本日の宮城県沖で発生した地震で被災された方には、心から御見舞い申し上げます。こちら、静岡県でも震度4を記録したのですが、地震発生当初にはどこで起こったのかわからず情報の把握に必死でした。私の場合はテレビやラジオがなかったので、スマートフォンを使ってネットから情報収集をせざるを得ませんでした。

 やはりテレビの出す情報は大事だと思うわけですが、今回の地震で東京タワーの先っぽが曲ってしまった状況を見るにつけ、テレビのデジタル化について申し上げます。

 もし地上デジタル用の放送設備が地震によって使えなくなった場合、私たちはどうやって情報を入手したらいいのでしょうか。幸い自宅にはBSアンテナとチューナーがありますので、地上波が見られなくなったとしても地上波と同じ情報を得ることはできます(これを書いている際、BSチャンネルでは地上波と同じ番組を放送しています)。しかし、日本のテレビは衛星放送によるデジタル化をしてこなかったため、BSを持っていない家では全く情報を入手する事ができない情報弱者になってしまう可能性があります。

 7月の完全デジタル化に向けての活動は今後もエスカレートすると思いますが、地方のテレビ局自体が放送不能になるような事も考えられますので、B-CASカードがなくても、東京キー局を配信しているBS17(地デジ難視聴地域のために、首都圏のチャンネル(NHK総合、教育、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京の7チャンネル分)の放送をBSデジタルで放送しているものです)を誰もが見られるように開放し、まだ地デジ移行をいていない人たちや地上波のみの設備しか持たない人たちに何らかの援助をすべきです。

 それにしても、これまでに地上波デジタルに費したお金はどのくらいになるのでしょう。今後の政府のお金の使い道にも注目していく必要があるのではないでしょうか。

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ictkofu 2011年03月16日(水)17時33分 編集・削除

3月15日22時半頃の地震でそちらに被害はありませんでしたか。
静岡東部が震源と報じられて気掛かりです。
ご無事であることをお祈りしています。

甲府では震度4のニュースでしたが、私の住まう所では4以下の体感でした。パソコンモニターに表示していたテレビ画面が即座に山梨云々のメッセージを表示したので直下型が来たかと緊張はしました。

地デジは破綻しないまでもアナログを期間延長して当面は両建てで危機管理になると予想しています。

やまなし映画祭が計画停電への対応で中止となり、3月26日に予定されていた若松孝二さんの「キャタピラー」を観る機会を逸しました。東京などで次の機会を待ちます。
国民がキャタピラーで押しつぶされて行く(映画の内容は知りませんので私の想像です)姿が再現されているようにすら思える今、計画停電を1企業の言いなりに任せている政治にあきれ果てている今日この頃です。

管理人 2011年03月16日(水)17時45分 編集・削除

ictkofu さん コメントありがとうございました。そちらの方も大変だったのではないでしょうか。

こちらの方も結構揺れましたが、具体的な被害はありませんでした。余震のようなものもなく、また東海地震とも無関係という発表もあり、ほっとしているところです。

計画停電は、いろいろと気苦労も多いだろうと思います。しかし改めて考えてみると、東電の顧客で何が一番電気を使うのかといえば、個人というよりも工場やネオンサインを煌々と照らす企業であるわけで。とっとと危機感を感じている企業は自家発電のシステムを構築し、東電の言いなりに企業活動を制限されることのない環境を作る流れへとシフトして行くと思いますよ。

家庭においても、オール電化への安易なシフトは危険だと改めて多くの人が認知したことでしょう。しかし、全国的な電池の買いしめは、もう少し何とかならないものでしょうか。今回の計画停電の時限的な状況では、充電池を1セット購入すればアルカリ電池など使わなくても済むはずなのですが。