現在の日本の警察・政府組織は、洞爺湖サミットに向けて、自爆テロや爆弾テロを繰り返す組織が日本で行動を起こさないかということに重点を置いて警備をしているのだろうと思います。本日起きた東京・秋葉原での無差別殺傷事件というのはテロではないにしろ、多くの日本に住まれている方々を恐怖に陥れるだけの衝撃を与えたことは確かでしょう。被害に遭われた方およびその家族の方については、言うべき言葉さえ見付かりません。被害に遭われた方のうち、普段秋葉原には出掛けなかったという70代の男性の奥様はコメントの中で、こんな事が二度と起きないようにとおっしゃられていたといいます。しかし現実には以前から同様の事件が起きていて、それら一連の事件は国際的な組織の犯行ではなく、ごく普通に生活している個人によって引き起こされているという事は何を暗示しているのか。こんな時だからこそ、じっくりと考えてみたいのです。続きを読む