日本のテレビの中でいわゆる「時代劇」の衰退というのが実に激しい今日この頃です。民放ではテレビ朝日の「暴れん坊将軍」のワクがついに消え、かろうじて月曜8時の「水戸黄門」のワクがシーズンごと交代という状態の中かろうじて生き残っているという状態になっています。ただ、視聴者は時代劇自体が嫌いなのかというと、そうでもないと言えるのがNHKの大河ドラマとこの木曜時代劇のワクがしっかりと続いているということです。今回の題目は何と「鞍馬天狗」ということで、コテコテの大活劇で、しかもアラカンという先達の印象が強い中どんな感じで仕上げてくるのかという興味で、しっかり見させていただきました。続きを読む