日々の生活を気ままにつづった日記帳
ここを訪れた皆さんは、「コンプライアンス」という言葉をご存知でしょうか。日本語に直さずに安易に使われる風潮には辟易しますが、日本語ではよく「法令遵守」というように訳されます。ただ、今の日本では単に法令の中だけでなく、社会的規範や企業倫理を守ることまでも含まれて使われています。例えば、競技日程では午後１０時２０分頃とプログラムにあるのに、
「このあとすぐ４００メートルリレー」
と、午後７時頃から散々視聴者を煽ってチャンネルを変えさせないように演出するＴＢＳのスポーツ中継のやり方もコンプライアンス違反とまではいかなくても、かなり怪しいやりかたでしょう。更に言うなら、
「女子マラソン、午前６時スタート」
という煽り文句も説明不足です。正確にはＴＢＳの中継開始時間が午前６時からで、プログラムでは午前７時スタートとなっています。こうした行為自体、問題ないと思ってテレビ局は演出を含めた放送をしているのでしょうが、特に文句も言わずにいる世間の風潮というのが、これから書く事にも繋がっているのではないかと私には思えるのです。続きを読む
この夏、東京電力の柏崎刈羽原発が動かず、深刻な夏のピーク時の電力不足による停電が心配されましたが、危機感を持って電力会社だけでなく大規模顧客の工場や家庭への呼び掛けなどによって何とか乗り切ることができました。
以前から原発推進派と反対派の議論の中で、電力供給云々という事がポイントになる場面もあったように思いますが、多くの人たちが自分の問題としてエネルギーの事を考えるきっかけになった事件だったのではないでしょうか。個人的に浜岡の原発というのは、もし東海地震が起こって内部が崩壊した場合、直接首都圏に影響がなくてもさまざまな憶測が飛びかうことで、首都圏機能を麻痺させるだけの危険因子であることは確かです。今回の台風の襲来だけであれだけ慌ててテレビはそればかり報道するような事になるのですから、「その時」が起こったら日本の首都機能はどうなるかというのは別段難しい想像ではないと思うのですが。もしかしたら、権力の中枢にいる方々は誰よりも一番先に逃げおおせる自信があるのでこうした危険因子を放っておくのかも知れませんが。
耳成法市 2007年09月05日(水)21時00分 編集・削除
コンプライアンス違反は、原発とそのプルサーマル発電、六ヶ所村・核燃料再処理工場の運転開始にも言えます。情報の隠蔽による事故の揉み消し、データの改ざん、とその破棄、部品の品質偽装などなど。音楽家の坂本龍一さんは、柏崎刈羽原発の運転再開に反対する署名活動を始め、【おやすみなさい柏崎刈羽原発】のブログを開設しました。私も同ブログより、書名してきたところです。【ストップ浜岡原発】のブログでは、東海地震が隣接する地域と連動して発生した時の、被害予測記事を紹介しています。