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竹中労さんの命日に……

 今日、5月19日は竹中労さんの命日でした。たまたまというか、本日の朝日新聞の夕刊に天道よしみさんのお母さんに聞いた記事が出ていまして、「全日本歌謡選手権」の事に触れ、竹中労の文字が出ていますので未見の方はぜひご一読を。私の聞く範囲では、いわゆる「○○忌」というものは行なわれていないようですが、物書きとして生きてきた人を今生きている私たちがどのように想うかということを考えてみると、やはりその人の書いたものを読んで自分の中に生かすことが大事ではないかと思います。続きを読む

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アイシティkofu URL 2007年05月22日(火)02時15分 編集・削除

>「ご自身に理解できないような・・・」
同感します。
進歩は異端から始まると思っております。
だから自分の間尺に合わないものは単純に異端だとして、それを規制したり潰そうとする時代は自らが滅びていく時代だとも思っています。
英太郎の技法が挿絵印刷技術の進展ももたらしたという記述を読んだ時にはびっくりしました。こんなものは出来ないと拒否しなかった当時の出版・印刷業者さん達が素晴らしい。
英太郎さんや労さんの想いをその絵や著作から感じ、今の時代に即して考えていきたいと思っています。

管理人 2007年05月23日(水)00時59分 編集・削除

批判するのは私も自由だと思うのですが、生半可な知識で批判したり、規制そのものを行なう輩がこの日本には存在するのですから困ります。安易にアニメ・ビデオ・ゲームなどの規制を進めるようでは、若年層の政治離れということを考える際、こうした対応をするというのは致命的でしょう。批判をまともにとりあげず、規制するのが政治だとするなら、多くの人たちは地下に潜るしかありません。まあそういった状況になったら政府は困るでしょうが、ものとしては面白いものが出てきそうな気もしますが(^^;)。

と、書いていて本日のニュースの事を思い出しました。日本政府は、海外で評判のいい日本のアニメ文化を外交に利用していきたいという意向があるそうです。売れて自分にメリットがある事だけをちゃっかり利用しようというさもしい根性は、きっとアニメ文化の作り手によって手痛いしっぺ返しを受けそうな気がしますね。