日々持ち歩くものには危険が付きものとはいえ、こんな事になってしまうとは(;_;)。私の不注意と言ってしまえばそうに違いないのですが、W-ZERO3[es]の液晶を見事に割ってしまいました。
これで次機種に気がねなく移行できるか? というとそんなに単純なものではないのですね。新しいものは確かに洗練されてはいるのですが、一番の問題は独自形式へと変換された電源端子にあります。USBでの給電は可能とのことですが、それはパソコンに繋げた場合(ドライバソフトが必要)のみで、いわゆるUSB充電器には今のところ対応しないとの事です。無線LANなど電池を食う仕様になっているだけに、長時間移動中に電池切れになった場合はどこかコンセントを探さなければなりません。そうなるとパソコンを持ち歩くのと変わらないのですね。外部電源から汎用のUSB変換の電源コードを使って充電できる現状の環境は、たとえ新しいものを買ったとしてもバックアップ機として持っていたいと思っていたので、ここにきての事故というのはとてつもなく痛いのです。
救いなのは、壊れたのは液晶だけだったようで、中に入っているデータは何とかパソコンに吸い上げることができたということと、通信ユニットそのものは壊れていないので、別のジャケットフォンに差せば電話自体は使えるということです。これは携帯電話でもそうですが、カードを差し替えれば外側のみ交換ですぐ使えるというのは便利ですね。ここを読んでいる皆さんにおかれましても、いざという時に備え、予備の電話機を持っておく必要性というのはあると思います。現状ではネットオークションか、中古白ロムを扱っている通販ぐらいしか選択肢がないのがつらいところですが、安く買うならオークションの方がおすすめでしょう。
さて、壊れたW-ZERO3[es]ですが、どうするか考えた結果修理することにしました。実はこういう事も自分では想定していて、こちらのページの方にいざという時の対処法(購入時にはウィルコムには修理アシストのようなサービスはなかったので、携行品の損害
保険)を施しておいたのでした。
http://y-terada.com/Mobile/wzero3/wzero3.htm
さきほど事故受付サービスに電話して一応の報告だけはしておきましたが、今回の事例でちゃんと補償してくれるのか現時点ではわかりません。最悪の場合、オークションではだいたい本体が一万円前後で落ちているので、そのくらいの予算で入手してもいいかなと思っています。ただ、新機種については分割払いでの契約にすると、2年間は今回のような修理についての補償も自動的に付くようなので、むしろ真剣に導入を考えています。それと、今回のようにちょっと気を抜くことで事故というのは起きるものですから、またこんなことが起こらないように気を付けたいと思います(^^;)。みなさんの中で、特に携帯電話に半ば依存して生活をしている方は、十分気を付けるということと、いざという時にどう自分の環境を復旧するかということも常日頃考えておいた方がいいような気がします。