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9月11日を前にして

 イラクはアルカイダと関係がなかったという報告を、何とアメリカの上院がしたそうですね。言うまでもないと思いますが、元々アルカイダをイラクが支援していると難癖を付けて攻撃に踏み切ったわけで、フセイン大統領の独裁があったとしても根拠なく攻撃するというのは許されないことでしょう。しかし、そういった状況を受けて米軍が撤退するとかイラクに対する補償をするとか、そういう事は全く聞かれません。更に言うならば、日本政府だってアメリカのために出したお金の返還を請求したっていいほどの事だと思うのですよ。でもそれができないのは、アメリカが世界を動かしているという認識の下、かなり強気で外交を行なっているということと、日本を含む周辺国がそれに異を唱えることなく、アメリカの横暴を許してしまっているからに他なりません。続き

 はっきり言って、どんなにアメリカがテロ対策をしようと、蟻の子一匹漏らさずに防衛することは到底不可能なわけで、これでますますテロ対象国としてアメリカは狙われる可能性が高まったと言えるでしょう。そろそろ9・11に向けてカウントダウンされ、日本でもさまざまなテレビ特番が用意されているようですが、あの忌まわしい事件を「昔はあんなことがあった」という風に振り返るべきものであるのか、疑問が残ります。あの事件は現在いつでも起こり得るわけですから、振り返るようなことをする前に、逆上してテロを起こすような事件が起こらないようにアメリカに対する人々の感情を和らげるための努力を惜しむべきではないと思います。ただ、そうした行動は国と国との関係の中で実現できるものではないため、さらにきめ細やかな対応が必要になってくるとは思いますが。

 ここで何度も書いていることですが、テロを高圧的に押さえ込もうとすればするほど、何かあった時に大きなダメージを受けるような気がしてなりません。来たる9月11日はどうしたら悲劇が起きない世界になっていくかをじっくり考えたいものですね。

コメント一覧

耳成法市 2006年09月10日(日)22時34分 編集・削除

元「フォーブス」誌アジア太平洋支局長ベンジャミン・フルフォード著『9・11テロ捏造』を読みました。週間金曜日発行の『9・11の謎・世界は騙された』も明日買います。アメリカ政府の自作自演は昔からだけど、マスコミが余りに管理され過ぎ。結局、懐が儲かるのはセキュリティー産業・軍産複合体。

青森県六ヶ所村核燃再処理工場から放射性廃棄物垂れ流し中。浜岡原発5号機で新型タービン667枚が破損。毎日新聞が原発関連は詳しいけれど、数十万人にも達すると言われる、原発下請け労働者の被爆の実態には余り触れていない。

管理人 2006年09月11日(月)00時17分 編集・削除

ここ最近のアメリカのマスコミ報道で、日本でもかなり報道されているものといえば、例のジョンベネちゃんの捏造犯人事件だったり、不動産詐欺の男の衝撃映像だったりして、意図的にこうした報道がされているとしたら何をやっているのかということがありますね。

幸いにも、インターネットのメディアでは地方のどんな情報も同じように入ってきます。ただ、恥かしいことに私の住んでいる静岡県の地方紙、静岡新聞のサイトは閲覧するのに会員登録が必要という莫迦げたメディアです。恐らくこれでは浜岡のニュースもちゃんと追求できないのではないかとすら思えます。

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