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リコール広告と掲載メディア

 朝新聞を読んでいたところふと企業のリコール広告が目に留まりました。この時期ということだとファンヒーターの回収騒ぎがありましたが、これは今でも続いているということで一旦製品として発売してしまった企業としての責任というのは重いものがあるなとしみじみ思うところであります。本日のリコール広告はパナソニックが発売していた単三ニッケル水素充電池を電源に利用したUSB接続のモバイル電源で、たまたま私は発売直後に手に入れたものと同じものでした。続き

 製品の型番はBQ-600というものなので、持っている方は全てリコール対象になっているため、早めの対応が安全です。同様のリコールの場合、製造年月日によって対象にならないものもあるのですが、今回の場合は全てが対象になるということで注意が必要です。ちなみに、私のページで紹介しておりますので形状などをご覧になりたい方は以下のリンクからどうぞ。

http://y-terada.com/Mobile/Batt/batt2.htm

 リコールの具体的な内容については、パナソニックの以下のサイトをごらん下さい。

http://panasonic.co.jp/ec/info/usb/

 私は新聞で見てすぐにフリーダイヤルに電話したのですが、当然というか本体に刻印のある製造番号を聞かれます。対応としては修理ではなく、現行発売されている新しい同タイプのポータブル電源に交換という事になるそうです。それはそれで個人的にはいいのですが、かなりの数が売れているだけでなく、ディスカウントショップやリサイクルショップに流れているものがそのまま売られている可能性もあるので、それを追いかけるというのは並大抵の事ではないでしょう。派遣社員は簡単に首を切れても、こうした自社の信用を揺るがすリコールについてはさすがにしっかりとやるようですね。ただ、こうした対応を日本の全てのメーカーがこれからも取り続けられるのかという不安もよぎります。

 ちなみに、今回の製品は長いこと使っていなかったのですが、保管するのにすぐに使えるようにと単三電池を入れたままにしていたのですが、今回のリコールの内容によると、同様にしておいてかばんの中に入れておいたら内部が変形したという事例があったとのこと。今回はたまたま新聞で見て気が付いたから良かったですが、こういった情報をインターネットで見付けるというのはなかなか難しいものです。毎日漠然と定期的に見、後で見直せるメディアである新聞の特性というのはこういうところにあるような気がします。インターネットのニュースのみで新聞はいらないという方もいるかも知れませんが、今回は改めて、新聞というメディアの特性について再認識する機会となりました。多くのリコール情報は四コママンガの下あたりにある場合が多いので、皆さんもぜひこうした広告にはご注意のほどを。

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