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ステンレスボトルの活用法

 来月早々に出発する旅のために、旅先であればちょっと便利なものというのを気にかけて集めています。ポケットに入りかなり自由に写せるデジカメを新調したのですが、これについてはまた後日書くとして、今日は地元のホームセンターのチラシを見て、魔法瓶に代わるステンレスボトルが1,000円均一で売り出されることを知り、買い込んできました。続き

 今回購入したのは蓋を空けるとそのまま口を付けて飲めるマグカップタイプのもの(360ml)
http://www.zojirushi.co.jp/syohin/outdoor/bottle1.html
(こちらのリンクにある「タフマグ」というもの)

と、スリムタイプで中蓋があり(取り外し可)、ふた部分がちゃんとコップになる容量が多いもの(500ml)タイプ

http://www.zojirushi.co.jp/syohin/outdoor/bottle2.html
(こちらのリンクにある「タフスリム」というもの)

の2本です。どちらも通常では2千円弱くらいするものなので、ほぼ半額で手に入れることができました。温かいものも冷たいものも入れられるので、季節を問わず使えるというのも気に入っていますし、特に旅先ではこれに事前に飲み物を準備していけば、わざわざコンビニや自動販売機などでお金を出して飲み物を買う必要がなく、結果としてゴミを出さないということになります。こうした容器の中にお茶やコーヒーなどをそのまま入れてしまう方もいますが、私の場合はお湯か水を入れ、必要があればこちらもゴミの出ないインスタントコーヒーや粉末のお茶を飲むようにしています。

 今回の旅には500mlタイプのものを持参する予定ですが、これならもし現地で水を飲み切ってしまっても、水はペットボトルで確保してもいいし、携帯用のインスタントコーヒーをコンビニで購入したついでに電気ポットでサービスしているお湯を分けてもらったりすることは可能でしょう(高速道路のサービスエリアなら、どこにもお湯の出る給湯器があります)。缶飲料の方が手軽ではあるのですが、体に問題はないとわかっていても、長期間缶に入っていても味が変わらないように添加された酸化防止剤を当り前のように摂取するような生活を普段からしていないので、できることなら普段と同じようにお茶を楽しみたいものです。むろん、専門に作られた缶・ペットボトル飲料にも魅力はありますが、今回の旅はほとんどお金を掛けないように計画しているので、こんなところでも節約をしてみようかと。

 たまたま今回は旅をきっかけにして揃えてみましたが、こうしたステンレスボトルは日常生活の中でも十分に使えるのですね。エネルギー効率の面から言っても、その都度用意するのではなく、ついでにボトルの中に入れておくだけで次のエネルギーを節約できますし、家の中で手軽に使えば便利になるでしょう。空き缶やペットボトルをリサイクルすることだけがいいことなのではなく、それ以前に個人でできることはありますし、結果としてそれが節約にもつながっていくのですから、こうしたステンレスボトルの活用法を多くの方に知っていただきたいですね。

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浄瑠璃寺 2007年02月26日(月)00時15分 編集・削除

こんばんは.初めて投稿します.NHKの「ハゲタカ」のルーツを辿っていると,坂口安吾の「堕胎論」にたどり着き,このブログに迷い込みました.もし宜しければ堕胎論と現代のさまざまな事象について,何か思うことがあればコメントいただければ有り難いです.

管理人 2007年02月27日(火)00時36分 編集・削除

坂口安吾の「堕落論」は、元々安吾の頭の中にあった考えが戦後というあらゆる価値観が崩壊した世の中にうまくはまったため、これだけ語られるようになったのだと私は思っています。彼の書いていることは、どんな世界であっても人間の本質というものはそうそう変わらないということなんですね。金に執着するのは何も今の時代に限ったことではなく、一つのことが突出すればするほど、その揺り戻しがやってきます。そうした人間の本質をわかって生きている人と、そうではなく、常に上に向かって上昇を目指すだけの人とでは、いざという時の対応も違ってくるでしょう。今勝ち組だからといって死ぬまでずっと勝ち続けられるのか定かではなく、かといって負けたらどうしようかと、そればかり考え続けるのも愚かです。結局、自分の運命は自分で切り開くしかないわけですが、「堕落論」や「続堕落論」は、今なお、そうした事を考える際にいいテキストになるのではないかと思います。

安吾の著作権がオープンになって、今では青空文庫から簡単にいろんな作品を読めるようになったのは嬉しいことです。坂口安吾の作品については以下のリンクからどうぞ。

http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person1095.html#sakuhin_list_1

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