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このチャンスを逃すな! あの映画がスカパーで放送

 最近になって録画機能付きのテレビを買い換えまして、それと同時にスカパーe2の10月あたまの無料視聴でいろいろ見ていたのですが、その無料期間が過ぎようとしている中、とんでもないプログラムを発見してしまいました。

 元々、スカパーは契約するつもりはなかったのですが、先月から衛星劇場というチャンネルで伊藤大輔監督の幻のフィルムを放送していまして、「忠治旅日記」「斬人斬馬剣」「長恨」の三作品をデジタル処理・彩色した東京国立近代美術館フィルムライブラリーから借りてそのまま放送するということでとりあえず今月来月だけということで加入しました(^^;)。ちなみに、この3作品は10月29日の朝にまとめて放送されます。今までは東京に出向き、何の飲食ブースもない(^^;)フィルムライブラリーで公開されるのを待って行かなければならかった映画が自宅にいながらにして見られる(BSアンテナとチューナーは必要です)というのは実にありがたいものです。「忠治旅日記」はフィルムが見付かった際に竹中労事務所の石原さんに誘われて見に行って以来だったのですが、ようやくしっかり見られました。

 そしてもう一つ、今月だけの企画として、日本の無声映画を紹介する企画があり、その題名が何とあの山上伊太郎脚本の浪人街1話が放送されていたのでした。26日の朝に最後の放送がありますので、まだ無料体験を申し込んでいないB-CASカードを持っている方はすぐに申し込んでみることをおすすめします。衛星劇場自体の視聴料金は基本料410円+1,890円と安くはありませんが、この4本だけを見るために入っても十分元が取れると言えるでしょう。竹中労さんの本でしか当時の映画の事を知らない方はぜひご覧ください。

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