先日新しい靴を買ってから、改めて履きやすい靴について調べるようになってしまいました。恐らくインターネットがなければここまで調べることはないでしょうが、だらだらとネット上を見ているだけでもいろんな情報を入手することができるというのがインターネットの面白さなのでしょう。これまでは専門店でない量販店でとにかく安いものといった買い方だったのが、長い目でみれば、しっかりとしたアフターサービスのある専門店で購入した方が、何より自分の足のためにもなります。人間工学的に日本人の足を調査し、作っているといえばやはり国産のメーカーでしょう。先日購入した「スコッチグレイン」も国産のメーカーで、底のソールに工夫がある靴の履き心地はなかなかです。今日は時おり雨が降る中、長いこと歩きましたが、特に問題は起こりませんでした。
今日は静岡市内に店舗がある、アシックスの直営店に行ってきました。アシックスというとスポーツシューズしか作っていないような感じもありますが、ちゃんとフォーマルでも履ける革靴も(といっても、靴底はまるでスポーツシューズのようなのですが(^^;))ちゃんとあります。この店では足の長さと足回りを実測してくれ、自分に合うサイズを判定してくれます。私が靴を買う時にはだいたい26.5から27センチを購入していたのですが、本日測ってもらったら、25.5センチであることがわかりました。当然左右の足の大きさも違い、自分にぴったり合うサイズは25.5センチの4Eか、26センチの3Eということがわかりました。ちなみに、先日買ったものは26センチの3Eで、購入時にはもう少し小さいサイズでもいいのではと言われていたので、その事がはからずも実証されることとなりました。
測るだけ測った上、今日は実際に買っては来なかったのですが(^^;)、さすがに続けての散財はかんべんしてほしいので、来月あたりにでもいいもの(といってもだいたい2万円強といったところ)を見繕ってこようとは思っています。試しに新しいタイプのものを履いて歩いてみたところ、まさに飛ぶように歩けるといった感じで、ほとんどスニーカーのノリだったのには改めてびっくりしました。スーツを着て全力疾走することはないでしょうが、革底の靴と較べれば、長く履いていればいるほど、その快適さと言うのは実感されてくることでしょう。お洒落としての靴の選び方とはかなりかけ離れていますが、足元をしっかりと安定させることの重要性がようやくわかりかけてきた今日このごろです。
耳成法市 2007年08月31日(金)21時05分 編集・削除
靴は、いざと言う時、生き残れるか否かを左右します。東海大地震が予想されるところ、ならば尚更。作家の五木寛之氏は、終戦間際の朝鮮半島で生き残れた理由に、しっかりした靴を履いていたから、と靴に拘りをみせています。
私が履いている靴も、韓国の老舗(90年余り歴史のある)製で、硬くやや重めですが、長距離を歩くとき、足首や間接に負担が掛からず、疲れません。底は数回張り替えています。行き付けの靴屋さんも、「靴は固めで無ければダメ」との事。防水効果は低いですが、雨に濡れた時は、靴下を取り替えれば良いだけ。
高機能のウォーキング・シューズも、用途に使い分けて、履きやすいのですが、底が早く磨り減ってしまい、割高感が残ります。
オフィス街を、指剥き出しのハイヒールで、闊歩する女性が多いですが、災害時に生き残る確率は低そうです。