前作の日本民謡をアレンジしたものとうって変わって、これは全編ジャズらしいジャズです。しかし、そこは明田川さんの解釈が入っているのでやはりちょっと違うのですが。ここら辺の曲を聴くと、私がアケタの店に通いだした時のことを思い出してしまいます。向こうの音楽のコピーでなく、何か違うものをという試行錯誤の結果がここにも出ています。中で、グランドピアノの弦の上に金属製の灰皿を置いて弾いていたり、小ネタを探しながら聞くのもファンとしては楽しいものです。 1.朝日のごとくさわやかに(シグムンド・ロンバーグ) 明田川荘之(ピアノ、オカリナ(4)のみ、シンセサイザー(1)(5)(6)) 1995年6月17日、8月5日
2.ロマンテーゼ(明田川)
3.ミヤコシノ(明田川)
4.マック・ザ・ナイフ(クルト・ワイル)
5.マジック・パルサー(明田川)
6.シチリアーノ(ガブリエル・フォーレ)
望月英明(ベース)
木村勝利(ドラムス)
(2)(3)(6)は明田川ソロ
東京西荻 アケタの店ライブ
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