加藤さんの音の間に、シューミーさんのボーカルが置かれている。スタンダードの曲は全くのジャズなのですが、日本語の歌詞をもつ歌の数々は、ちょっと違和感があるかも知れません。おそらく、作っている方は日本語の歌詞だけでやりたいのではないかなんて思ってしまうのですが、そうしなかったことが良かったのか悪かったのか。私が聴いた感じでは、だんだんとゆっくりしたテンポに慣れてくるに従って面白くなってきました。三曲あるうちでは最後で、タイトル曲にもなっている「夢」が印象に残りました。こういうものは、長く聞き込むことによって味が出てきそうですね。 1.ステラ・バイ・スターライト(ヴィクター・ヤング) 宅シューミー朱美{あけみ}(ボーカル) 1,2 1991年1月27日 東京下北沢・アレイホールでのライブ
2.ジンジ(アントニオ・カルロス・ジョビン)
3.イン・ア・センチメンタル・ムード(デューク・エリントン)
4.ロブノール(宅&加藤)
5.僕の禅(宅&加藤)
6.フー・キャン・アイ・ターン・テュー?(レスリー・ブリッカス&アンソニー・ニューリー)
7.夢(宅&加藤)
加藤崇之(ギター・エフェクター)
3から7 1991年11月5日 横浜関内 エアジンでのライブ
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