松風さんといえば、つい私情を挟んでしまうことをお許しください。実は松風さんは静岡市出身で、私の高校の大先輩に当たるのです(^^)。でも、そんな私情を差し引いても、素晴らしいものは素晴らしいのですから。内容は、童謡の「ぞうさん」をのぞいてはすべて松風さんのオリジナル。しかも、以前作った曲を大切にしている姿勢がすばらしいですね。それら自作の曲は、渋谷毅さんのオーケストラでも披露していますが、トリオでの演奏も聴かせてくれます。話は前後しますが、童謡の「ぞうさん」。これがジャズになるのかといぶかしがる向きもあるでしょう。でも、実際に聴いてみると少々アップテンポの流れにのる松風さんのフレーズがとても心地よいのですね。何か、余分な力を抜いて、リラックスしてやっている様子が伝わってきます。 1.ブロークン・チャイナ・ブルース(松風鉱一) 松風鉱一(アルト&テナー・サックス、フルート) 1993年11月1日
2.サード・グラウンダー(松風鉱一)
3.ツーリング(松風鉱一)
4.ホワット・マサ・イズ…・シー・イズ・アウト・テュ・ランチ(松風鉱一)
5.ゾウさん(団伊久磨)
6.イメージズ・イン・アローン(松風鉱一)
7.ディ・オリジナル・ビル(松風鉱一)
8.エイジアン・ウォーク(松風鉱一)
水谷浩章(エレクトリック・ベース)
小山彰太(ドラムス)
1994年1月11日、6月29日
東京 西荻窪『アケタの店』ライブ
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