1987年というから、これを書いている1999年から12年も経ってしまったということになります。時代はレコードからCDへと変わっていく途中で、ついにアケタズ・ディスクもCDを出すことになったのがこれだったわけです。現在もアケタさんのオーケストラで必ず演奏される表題曲「エアジン・ラプソデー」は、何回聴いたことか。交通事故で突然亡くなった国安良夫(ts)さんの追悼セッションのライブ録音ということで、余計心に残るものがあるのかも知れません。また、この中に「餃子ブルース」というのがありますが、確かこの時期は、店のチラシに荻窪の某ラーメン屋さんのことばかり書いてありました。この曲が全般に漂っている悲しいだけのムードを救っているような気もします。 1.西都(国安良夫) 明田川荘之(ピアノ・オカリーナ・編曲) 1987年12月30日
2.アケタズ・グロテスク(明田川荘之)
3.餃子ブルース(明田川荘之)
4.エアジン・ラプソデー(明田川荘之)
5.今こそ別れ(ダウランド)
吉田哲治(トランペット)
板谷博(トロンボーン)
池田篤(アルト&ソプラノ・サックス)
榎本秀一(テナー&ソプラノ・サックス)
吉野弘志(ベース)
楠本卓司(ドラムス)
東京西荻窪 アケタの店
国安良夫 追悼ライブの実況録音
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