記事一覧

公人としての発言を問う

 ここ数日の北朝鮮についての報道を見ていると、ただただ日本政府の対応の情けなさだけが際立ちます。「敵基地攻撃」という脅しを、政府側の人間がするということは、まさに北朝鮮ばりの瀬戸際外交と取られても仕方がないではないでしょうか。これがもし、政界から右翼に手を回し、日本の右翼団体に大規模な抗議行動を起こさせて、その映像を世界中に配信することによって間接的に脅すということなら国そのものが非難を受けることはないでしょう。私はそういう姑息なやり方は好きではありませんが、防衛庁長官がこの話を出す事自体、日本という国は右傾化した国家であって、例の小泉首相の靖国神社参拝についての話も、暗に日本が再軍備をしたいがためのものと取られても、これはこれで仕方がなくなってしまいます。続きを読む

北朝鮮との関係

 今日は朝から騒ぎすぎではないかと思うほど北朝鮮のミサイル発射についてのニュース尽くしでした。私もまさか、アメリカのスペースシャトル出発の生映像を見た後にこんなニュースが入ってくるとは思いませんでした。それにしても、わざわざ朝の連続ドラマをつぶしてしまうNHKは、ドラマを潰した事自体がニュースになってしまったほどで、政府ともども確信犯的に騒ぎを作り出したのではとも思えるほどでした。続きを読む

なぜ安いかを考えよう

 静岡県内を車で移動するのには、それほど急がなければ国道一号線のバイパスが全線無料なので、そちらを通るといいでしょう。一部静岡市内に渋滞の名所があるのでそこは我慢するかショートカットするかぐらいで、浜松から沼津までは快適に通ることができます。そのバイパスの中で袋井市を通るバイパスからちょっと目立つ塔が見えるのですが、それが今話題のシンドラーエレベーターの建物(実際にエレベーターが入っている)なのです。続きを読む

小学生に負けている(;_;)

 ここ数日、この日記はカメラの話に終始していますが、いざという時にさっとカメラを取り出してちゃんと撮影するというのは実に難しいことです。いくらカメラの扱いに慣れているとはいえ、スムーズに撮影し、しかも目標物をはずさないフレーミングなども必要になってくるわけですから。続きを読む

厳しい駐車違反取締りの末には……

 もうそろそろ5月も終わってしまうわけですが、6月からいよいよ、駐車違反取締りの民間委託が始まり、かなりきびしくやられる事になります。車については散々語られてきましたが、考えてみると、駐車違反で減点・罰金となるのは四輪だけではないのですね。今日たまたま市内中心部を通ったら、こちら静岡市中心部でもオートバイの駐車違反取締りを厳しくやるのだそうです。続きを読む

現実から未来を見る

 医療制度改革法案が国会で強行採決されて、衆議院本会議に送られることになりました。その内容は、70才以上でも一定の所得がある場合、医療費は3割負担になるとのこと。それなら今の国民健康保険の自己負担割合と変わらないわけで、はっきり言って仕事は与えないのに取るところはしっかり取るということになるでしょうか。続きを読む

キャンプの方は気を付けて

 フェーン現象というのはこれだけの熱い風を持ってくるのかと思ったのが今日の天気でした。昨日から長野地方は雨で、報道されているような大雪崩を引き起こす元となったようですが、更にそこから山を越えることでからからに乾いた風になってもろに静岡地方に吹き込んできたのでしょうね。先日まで一枚上着を羽織っていてもかなり寒い日々が続いていたのですが、今日は本当に夏の趣でした。しかし、明日からはまた寒くなるというのですからたまったものではありません(^^;)。回りに風邪を引いている人が多いのもこんな天気だからでしょう。今日暑かった地方の皆さんは、今日はちゃんと布団をかぶって寝られた方がいいと思いますよ。続きを読む

日本は独立国か

 世間ではもう多くの人がゴールデンウィークに突入した気分になってしまっていて、気が付くとニュースもあまり内容まで見ない人も多いかも知れません。それにしても、今回アメリカまで行った北朝鮮拉致被害者家族会の事について、突っ込んだ論評がないのがおかしい気がします。なぜわざわざブッシュ大統領は横田さんに会い、自らの口から家族会にとって大変に力強い言葉を掛けたのか? それはもう、米軍のグァム移転について、日本政府が2兆円以上の金を出すことを約束済みであるからでらはないのかと普通なら思いますよね。もちろん、家族会の人にとっては何としても連れ去られた家族を奪還するためにあらゆるコネクションを使いたいと思うのでしょうが、日本政府を飛び越してイラクの問題では沢山の敵を作ったアメリカにすがるしかないというのは、日本の外交には力がないということを自らの手で明らかにしてしまっています。続きを読む

イメージに流されないために

 平成電々がついに倒産だそうで、NTTの回線を買い取るというテレビコマーシャルを鵜呑みにして乗り替えた人というのはかなりショックだろうと思います。同じようにテレビコマーシャルを信用したということでいえば、サラリーマン金融のアイフルもありますね。

 元々アイフルのテレビコマーシャルは武富士ダンサーズやアコムのむじんくんと比べるとかなり地味にお地蔵さんが登場して「お自動さん」とやっていました。それが「どうする? アイフル」というキャッチコピーとともに、お金に困ったら待たずにすぐに借りればいい風のコマーシャルとともに多くの人に認知されていきました。そしてあのチワワのCMです。記憶しておかなければいけないことは、今アイフルを叩いている多くのテレビ局は同じ朝のワイドショーの時間で、アイフルのテレビコマーシャルの裏側ということで、チワワや出演者について、どうみても好意的に取り上げていたような気がしてなりません。今回明るみに出た取立ての被害を受けた方々は、あのコマーシャルが流されるたびにかなりのストレスが生まれていたことでしょう。本当にテレビというのは、その場しのぎでしか物事を伝えられないメディアだなと思いますね。続きを読む

軽自動車はなぜ売れる?

 格差社会という言葉が言われる中、自動車の販売についても二極化が現れているとのこと。というのも、高級車は高級車で売れているものの、軽自動車の売れゆきもいいということです。軽自動車がなぜ売れるかという事で言われるのは「燃費の良さ」でありますが、実はこれは正確ではありません。なぜなら、単純に燃費だけ言えばエンジンの力と車の重さのバランスから言って、1000~1300ccクラスの普通自動車の方がカタログ上も実走行でもいいわけですから。車に乗っている人はわかると思いますが、普通自動車と軽自動車では、その維持費がかなり変わってきます。続きを読む