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本日の感想

 朝ブログを書いた時にはもっと大事になるのなと思っていたのですが、時間の経過とともに広範囲での被害も報告されていますが、とりあえず自宅付近の市街地では目立った被害は発生していません。今回の静岡県を襲った震度6(当地では震度5強)の地震は、懸案の東海地震とも違うようでして、完全に地震への不安が払拭されたわけではありませんが、避難生活は送らずに済みそうです。日本に住んでいる以上、地震に遭う可能性というのはどこにもあると思いますので、今日一日の感想などを書いていきたいと思います。続きを読む

地震の御報告

 まず、本日の地震における私個人および家族の人的被害はありません。さすがに部屋の中のテレビが倒れたりしてその揺れにはびっくりしましたが、今のところ周辺についても目だった変化はなく、ライフラインもガスをのぞいては生きています。津波についても自宅まではやってきませんでした。

 さすがに今日の揺れにたたき起こされましたが、とりあえず飛び起きてまずはラジオを付けました。そうしたら地震の速報をやっていると思いきや、揺れが収まった後に緊急地震速報が流れてきていました。駿河湾近海での地震ということで、緊急速報を出しても間に合わなかったようですね。

 自宅ではテレビが倒れるほどの揺れでしたが、テレビ自体も壊れることはありませんでした。携帯電話などの通信も何とか動いているので、トラフィックが安定しているうちにこの文章もアップしておこうと思って書いています。これが東海地震かどうかというのはこれからの発表を待たなければなりませんが、震源地やエネルギーをみるとまだあるのかも知れませんね。とりあえずは生きていますので、御報告まで。

部分日食

 明け方、大雨になってこれはこちらでの日食観測は無理だろうと当初は諦めていました。それが午前中に影が出るほど日が差してきて、木漏れ日から出た影をデジカメで撮影しようかと思っていたのですが、日食が始まる時間あたりからだんだんと曇ってきてしまいました。これはトカラ列島と同じく観測は無理かと本当に諦めかけたのですが、雲の間から若干太陽が顔を覗かせ、それがちょうどフィルターの役目となり安物のデジカメでも撮影できました(^^)。こちら静岡での部分日食の様子はこちらからどうぞ。続きを読む

アイスノンがない?

 こちらでは今日は梅雨の中休みか、かなり日中温度が上がりました。最近ではできるだけクーラーを使わないようにしているのですが、夜寝る時には何らかの対策が必要です。最近ではいわゆる「冷却ジェルパッド」という、冷凍庫で冷やさなくてもひんやりして気持ちがいいというシーツ代わりに引いたり、枕のところに当てる寝具が売っています。しかし、いろいろ調べてみると、その値段に比べて思いの他寿命が短いかも知れないとか、気温が上がり熱帯夜にはそれほど役に立たないとか積極的に高いお金を出して買おうというほどの物欲がわきません。ということで、ここは冷凍庫で冷やして使う氷枕でいいやと思って調べてみました。続きを読む

新茶は今が旬です

 本日は午後から、毎年お世話になっている藤枝のお茶農家、向島園さんへ新茶を購入しに行ってきました。主に贈答用と、自宅用に簡単に飲める粉末茶をしこたま買い込んできました。少しばかり先方とお話しさせていただきましたが、生産者の方の苦労があって楽しめるお茶ですので、今回は日本茶(特に今回購入した粉末茶)について紹介かたがた書いていきたいと思います。続きを読む

防災用調理のために

 さきほど、こちら静岡県内で割と大きな地震がありました。といっても震度は最大でも3ぐらいだったのですが。震源地が県内で、地震の規模もそれほど大きくないと知ってほっとしましたが、状況によっては近くの都市で大きな地震という可能性もあるので、正確な情報が入るまでは多少緊張していました。続きを読む

現場主義のこころ

 あれからもう18年になります。18年ということは、その当時に生まれた人たちがそれなりに社会へ出ていってしまうほどの時が流れたというとになりますね。いつまでもこの世からいなくなった人の事など語らずに、運動に邁進した方がいいと怒られそうではありますが、年に一回の事ですし、勘弁していただければと思います。今日は竹中労さんの命日です。続きを読む

ソニーの新製品と今後

 経済は冷え込んでいても、昨日書いたICレコーダーの市場は活発なようで、ソニーから小型のPCM録音機発売のニュースが入りました。今までソニーの小型ICレコーダーでは独自圧縮ファイルでしか本体で保存できなかったのですが、新型はPCMのほかMP3ファイルでも保存できるという、まさにライバル社に追随するようなスペックです。実を言うと、中古で購入する予定のICレコーダーは今回発売されるものの旧シリーズでして(^^;)、予想していたとはいえちょっとショックでした。ただ、その分安く購入できているので、もう一台音質重視タイプのものを購入してもそれほど負担に差がないということが救いでしょうか。どちらにしても、新型の状況ですぐに手を出すことは控えたいと思っているのですが。続きを読む

今年はなにが来る?

 今日いっぱいでとりあえず今年の正月休みも終わり、通常の生活へと動いていくわけですが、改めてこの正月の印象から展望まで感じたことを書いていこうと思っています。

 昨年は搾取される労働者という観点から小林多喜二の「蟹工船」が話題になりましたが、実のところ、当時とは労働者が相対するところの敵がはっきりせず、やはりこれは古典としか読まれないだろうという違和感がありました。私はむしろ、こんな時代だからこそかつて日本が全てを失った第二次世界大戦後の社会に学ぶところがあるのではないかと思っています。戦後文学の象徴として今でも読むことのできる評論に坂口安吾「堕落論」があります。「続堕落論」と合わせてネット上で無料で簡単に読むことができるので、興味のある方はぜひご一読を。今年に入ってここ数日だけでも、今年はまた坂口安吾にスポットライトが当たる年ではないかと予感させるものがあります。続きを読む

来年もよろしくお願いします

 あっという間に今年もあと一日となってしまいました。派遣労働者で首切りに遭った人たちはどうやって年を越すのか心配になりますが、政府とは関係のない民間から援助の手が差し伸べられている現状を見るにつけ、まだまだこの世も捨てたものではないという気がします。ただ、路上生活者の年越しというのは困難がつきまといます。最近ではお店などは1日から営業しているものの、肝心の仕事を年末年始は休むため、食にありつくためには支援団体の炊き出しに頼らざるを得ないという現状はバブル景気の頃から変わっていません。特に心配なのは、今回の派遣切りで初めて寒空の下に放り出されたような人たちです。以前、東京の山谷地区を記録した映画の上映をお手伝いしたことがあって、山谷周辺を歩いたことがありました。その時、こうした生活になる可能性は誰にでもあるものだということを実感したのですが、こんな形でその心配が現実のものとなるとは思っていませんでした。

 来年へに向けての展望という点では悲観的にならざるを得ないと思いますが、心配なのは精神的に立ち上る気力を失ってしまうことだと思います。物事には常に波があり、一時は1リッター200円に行くのではないかと言われたガソリンも今では100円そこそこになり、先物取引で原油を買い付けた人たちは軒並み大損していることでしょう。つまりは経済でも何でも、いつまでも下がり続けることはないということです。株のように会社が倒産してしまえば0になることはありますが、人間にはいつでも上昇するチャンスを持っていると私は思っています。今年いやな事があった方も年の変わりめという区切りをきっかけにして、いい年になるようにお祈りしております。本年の更新は今回で最後になります。この一年ありがとうございました。