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せめて今の時期ぐらい

 今年のプロ野球は、WBCで日本が優勝して前途洋々という感じで幕を開けましたが、今や優勝がかかっている試合は生中継がなく、ゴールデンタイムにも全く放送されないという状況に陥っています。たまたま昨日はNHKBS1で最後のセリーグ首位決戦である阪神VS中日戦が試合終了まで放送がありましたが、今日のデーゲームは相方のチームの地元以外では衛星放送でも中継がありません。仕方がないので今、中波感度には定評のある大型ラジオを引っ張り出してきて、ラジオ中継のあるCBCラジオで聞いているのですが、日中なだけに東京あたりからだと名古屋周辺の放送局の電波をとらえることは難しいでしょう。かくいう私のいる静岡あたりでも、もし広島と阪神あたりが優勝にからんでいたとしたら、ほぼ日中の聴取は不可能でしょう。続きを読む

横並びの中継

 生中継の魅力というのはテレビの魅力の一つでしょう。ニューヨークで試合に出場している松井選手の報道があれだけ盛り上がるのも、NHKBS1で生中継しているからでしょう。それとは反対に単なる予選に過ぎない擬似生中継を盛り上がるだけ盛り上がらせておいて、ボロ負けした決勝ステージを全くやらなかったバレーボールとか、世界大会であるにもかかわらず、ほとんど生中継がなかった世界バスケ、更にシンクロナイズドスイミングという単体競技の大会をあれだけ大々的に中継する局など、民放の考える中継のあり方に疑問を感じるとともに、本当に生中継が見たい人たちはペイテレビへのシフトが始まることで、民放自体の存在意義について将来的に考えていかないと、いつの日か破綻もあるのではないかとすら思う今日この頃です。続きを読む

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