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うれしい悩みは続く

 ようやく一通りW-ZERO3esの設定が完了しました。まだこまごましたところは残ってはいるものの、前機種であるW-ZERO3でできていたことはほとんどできるようになったことでほっと一息です。ただ、ソフト的なところのほか、充電台(別売)やUSBホストケーブル、miniSDカードの買い増しなど、便利に使うにはもう少しの投資が必要となるようです。続き

 この機種の売りは、本体を横にしてキーボードを引っ張り出さなくても、携帯電話で入力するように数字キーだけでもそこそこの作業ができてしまうことにあります。今の世の中、どこへ行っても携帯電話を開いてそれを扱っているというのはごく普通の光景ではありますが、W-ZERO3esはそれほど違和感なく周囲に溶け込めてしまうわけで、日本のスマートフォンの歴史の中では実に革命的な機種ではないかと思っています。もっとも、ケーブルにキーボードをつないで打っていたらさすがに周辺から好奇の目で見られるでしょうけど。

 携帯電話の多機能さと比べても、おさいふケータイ機能や赤外線機能が付いていないくらいで、ワンセグや無線LANについては外付け対応となり、PHS契約を解約しても使えるというのもメリットです。今盛んに宣伝しているワンセグ対応携帯電話の中には、契約解除になった端末ではミュージックプレーヤーやワンセグ受信機などの目玉機能のすべてが動かなくなってしまう端末もあるといいます。それに比べて、元々SIMといわれる通信用カードを差し替えて使うことが前提で、PHS契約なしの端末だけでも販売しているウィルコムの販売の仕方は、0円での発売がないディメリットを差し引いても、使わなくなったら簡単にオークションに出して次の機種の購入資金にできるなど、メリットも多いのです。今回の購入で前機種のW-ZERO3の使用頻度が下がるわけですが、画面の大きさや標準で無線LANが使えるというメリットもあり、またいざ故障した時の代替機としての必要性もあります。昨日も書きましたが、今回は2回線目の維持目的に、契約形態を3箇所限定発信の「安心だフォン」にし、端末をnico.にしました。こちらもSIM対応機なので、もしW-ZERO3でネットをやりすぎて、通話用に使わなければならなくなったような場合も、差し替えて使うこともできます。これからこうした差し替え用のジャケットが数多く発売されてほしいと思っています。

 今日のニュースで、ドコモが今のFOMAよりデータ通信速度が早いサービスを大都市から順次開設し、携帯電話のブラウザでもパソコンで見られるサイトを見られるようにするんだとか。もちろん、今より安く全国で使える携帯電話で安定した通信を高速でできれば言うことないのですが、実は今回契約した2回線の基本料金はまとめても4千円そこそこ(通話料は別途)。それでいて端末でのインターネットだけではなく、パソコンにつないでのインターネットも定額(別契約のモバイルプロバイダへの料金はかかりますが)なので、こうした優位性が揺るぐかというとそうすぐには起こり得ないでしょうし、ウィルコムの方でも通信の高速化ということは当然考えていると思います。しかも、通信機能は端末に盛り込む必要がないので、これからもどんどん魅力的な端末が出てくるだろうと思います。使っているこちらとしてはこれから悩むことが多そうですが、これからもしばし、便利さを先取りして楽しみたいと思っています。

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