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iPhoneの買い時?

 昨年の7月に、iPhoneについて書いたことがありましたが、その当時、2年間継続使用前提の下の本体代の利用者負担額はだいたい2万円ほどで、月々の支払は最低でも8千円ぐらいになるような形であったと思います。

 ところが、本日ソフトバンクから出てきた2年間継続利用が前提のキャンペーンによると、本体代金は実質0円と2万円ほど安くなり、月々の支払も最安の場合(つまりは通話もネットもほとんどしない状態)で2千円ちょっとという条件で契約ができるようになったそうです。ちなみに、ネット接続をした場合の最大料金は6千円弱+通話料ぐらいになるそうです。ソフトバンクでは全国のマクドナルドを中心に無線LANサービスを行なっていて、iPhone契約者は無料で利用できるようになっています。自宅内などネットは極力そうした非携帯データ通信で行なうようにすれば、高校生あたりでも手の届く範囲で持ててしまうのですね。ということは裏を返すと、それだけiPhoneが売れていないということにもなるのでしょうが。続き

 お金を余るほど持っている人はまだしも、限られた予算の中で毎月の通信費をまかなうということを考えた時、新しいものにすぐ飛び付くというのはこういう結果をもたらしてしまいます。元は私もアップルマークの付いたパソコンを利用していましたからiPhoneに興味がないわけではありませんが、私の場合、すでに沢山のガジェットを持ち過ぎているということもあり(^^;)、今回も見送ることになるでしょう。

 今日はたまたま、以前使っていたウィルコムのスマートフォンw-zero3[es]を復活させました。携帯電話業者と違うPHSのウィルコムは、たとえ通話のためのカードがなくても全ての機能を利用できるのです。最初はキーボードを繋いでテキスト打ちマシンとして使用することを考えていたのですが、最近になってなかなか面白い事を発見したのであります。

 ドコモ・au・ソフトバンクと比べるとちょっとマイナーな携帯電話会社にイー・モバイルがあります。最初はデータ通信に特化し、私もUSB接続のデータ端末で契約をしているのですが(^^;)、現在は音声通話もできる携帯電話タイプの製品も出てきています。そんな中、これも2年契約が前提ながら中国製で新規1円で売られていたH11HWという携帯電話端末にデータカードに入れてある通信カードを入れ、少々設定を変えると電話機単体でネット接続ができるようになるという情報が入ってきました。早速オークションを利用して5千円前後で端末を入手し、ちょっとした調べものくらいなら十分こなせることがわかりました。

 元々パソコン上でのデータ通信用としてサービスをしてきた会社ですから、もちろん電話機をケーブルで繋いでパソコン上でのインターネットも高速で行なうことができるのですが、ワイヤレスのbluetoothを実装していてパソコンなどとペアリングをすればケーブルなしで電話機をモデムのように利用可なのです。パソコン上ではもちろんですが、すごいのは上記で紹介したウィルコムのスマートフォンからイーモバイルの端末を使ってネットにアクセスし、ウィルコム端末上でネットサーフィンを利用することができるのです。というわけで、USB接続のbluetoothアダプタを買ってきて試したところ、いとも簡単に通信カードなしのウィルコム端末からイーモバイル回線でネット接続を行なうことができてしまったのでした。

 ちなみに、イーモバイルの契約形態はパソコン上を含むデータ通信無制限で4,980円(2年継続契約の場合)ですが、外からの通信でそこまで使わないということでデータ容量1GBまで(パケットで言うと8,388,700パケット)3,980円というプランがあるのでそちらにしています。モノとしての楽しさや持つ喜びはiPhoneの方が大きいのかも知れませんが、実際に日々使うことを考えると、以前からあるハードを使って、今利用しているサービスを使い倒す方が私には合っているようです。しかし、何とかしてiPhoneを持ちたいと思っている人にとっては今こそ買い時だと言って差し支えないでしょう。これから年度末にかけて、新たな魅力的なサービスが出てくる事も予想されますので、じっくりと構えておく方がいいと私は思いますが。

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