記事一覧

iPhone ちょっと待って

 iPhone発売ということで、さも画期的な電話が出たという感じの報道が朝からありましたが、個人的には契約などの縛りが強い端末であるため、ソフトバンク契約をしていながらほとんど物欲はわきません。確かに音楽や動画を見たり、ネットに繋いだりして便利に使えるということはあるのですが、あくまで電話は電話です。電池切れになってしまえば単なるお荷物になってしまいます。しかも電池は本体内蔵式でユーザーでの交換は不可ということですから、ある意味、電池がへたるまで使い倒すというのが正しい使い方だと言えるかも知れません。続き

 実のところ、個人的には期待していた部分もあったのです。今使っているソフトバンク携帯の中に入っている通信カードに差し替えて使えれば(基本的に3Gタイプの携帯電話は全てカード入れ替えで利用することが可能)、将来中古市場にハードが出てきた段階で手に入れてもいいかなと思ったのですが、やはりそう甘くはありませんでした(^^;)。iPhoneに入っている通信カードはiPhone専用のカードで、従来のカードと互換性はないとのこと。ですから、ソフトバンクで言えば980円のホワイトプランのみでiPhoneを利用することはできません。そもそも、iPhoneを持つ場合には専用の料金プランがあり、月額約8千円を基本料金として計上しておかないといけないというのも、購入に躊躇した原因でもあります。

 今回の騒動で感じたのは、人の持っていないものを早く持ちたいという人や、それを人に見せて自慢したいという方のニーズに合った売り方をアップルとソフトバンクがしていて、その手法をテレビを中心にしたマスコミが煽りまくっているということがあります。何だかわからないけどとにかく欲しいと思っていらっしゃる方は、冷静になってさまざまな意見を読んだり聞いたりした方がいいです。でないと、最長2年間にわたって(本体価格2万というのは2年間の契約継続をする前提での話)、総額にしてかなりのお金を「貢ぐ」ことになります。それこそ、一寸先は闇の時代に私たちは生活しています。できるだけ、将来に向けての負債となるような契約について慎重に考えるべきだと思います。

トラックバック一覧

コメント一覧