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肥大化するアプリケーションとEeePC

 今日はほとんどEeePCの設定に費やしてしまいました。とにかく、このノートパソコンは往年のミニノートをほうふつとさせるハードでして、ハードディスクの代わりのフラッシュメモリが4GBしかなく、ウィンドウズシステムの中の使わないファイルを見付けては削除したり移動させたりしながら容量をかせぎ、いかに軽いアプリケーションをインストールしてフラッシュメモリの空き容量を確保するのかというのが本日のテーマでありました。続き

 インターネットでもこうしたブログサイトは読まれているものの、多くの方はモニタでは見られないような大きなファイルの写真とか、さまざまな動画をパソコン画面で楽しんでいるうちにどんどんハードディスクの容量が圧迫されていきます。いつの間にかそうした大容量ハードディスクでなら問題ないとばかり、日常どうしても使わなければならないアプリケーションまでも肥大化していきます。今回いちばん懸念したのがマイクロソフトが提供するワード(ワープロソフト)エクセル(表計算)ソフトをどうしてインストールするかということでした。最新のオフィスはとんでもなくハードディスクを占有するので、その昔に古いノートパソコンにインストールしていたOffice2000を引っぱり出してきました。メールソフトや住所録などはかえってノートパソコンの中に入れておくとまずいので、ほとんどワードとエクセルの本体のみ(テンプレートファイルなどはインストールしない設定でカスタムインストール)を導入したところ、Office本体のフォルダは40MB弱と大変小さくなりました。これから使っていく中でOffice2000では使えない場面が出てくるかも知れませんが、私としてはこれくらいの軽いアプリケーションであれば十分満足です。今のところそれでもアンチウィルスソフトやスパイウェアソフト(どちらもフリーソフト)を入れたり、どうしても必要なソフトをインストールしていく中で、フラッシュメモリの空き容量は1.4GBといったところです。

 こうした作業をくりかえしている中、自分にとってどうしても必要なソフトは何であるかという事を悟らせてくれるようで、そうなるとこの作業環境を確保するためにはあえて最新型のパソコンを買う必要はないというところまで行きついてしまいます。

 というわけで、このEeePCをパソコン初心者が安いからという理由だけで購入するのはちょっとやめた方が無難だと思います(^^;)。ソフトのインストールにはUSB接続のドライブが必要になり、パソコン本体だけの投資では済みませんし、今年に出ると噂されているフラッシュメモリが8GBというものなら、最低限の事ができるモバイルパソコンとして使える場面も出てくるのではないかと思います。

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アイシティkofu URL 2008年01月28日(月)19時21分 編集・削除

自分のハード環境構築がどうやら完了して今後は壊れるのを待つのみ(^_^;)という状況で、この可愛いパソコンの登場は食指が動きます。
数回のブログ記事を拝読してWindowsXP Homeで修正パッチが今後もどんどん出てくるとOSの肥大化が心配ですね。
私としては今の趨勢に逆行するように、800×480モニターのユーザーが増えていくという点をWebページ制作の時に考慮すべきという教訓もいただきました。
このサイズで左側に「お気に入り」を表示して使う人はいないと思いますが。

管理人 2008年01月29日(火)20時22分 編集・削除

ようやく本体の設定が終わり、外で使い始めていますが、片膝の上でも十分安定するほどの大きさなので、車に乗って使うにはかなり便利ですね。

今後アプリケーションを導入する際にはSDカードにインストールするなどしてOSが十分使えるよう余裕を持たせるようにすれば最少限の事はできるようになると思います。ともあれ、初心者向けのノートパソコンでないことだけは確かでしょう。

Miz 2008年02月03日(日)10時51分 編集・削除

EeePC、この存在をいまの今まで知りませんでしたが、
モバイルハードとしては使い方次第で最高にすばらしい
ツールになりそうですね!
4GBの容量もどうやら換装して16GBにしている事例もあるようですし
SDカードに入れるって言う手を使えば基本形でも充分そう・・・

私の場合、最近になってセミナーの動画をプレゼンで使うようになってきて
持ち運びのノートが辛くなってきているので
先日発売されたMacbook Airも、もちろん気になっていますが
要は使い方、何を求めて導入するか?ですね。
でもこの導入コストは天地の差です・・・

管理人 2008年02月03日(日)12時17分 編集・削除

Mizさん お久しぶりです。

 EeePcは近所の家電量販店では全くお目にかかりませんが、それなりにニーズはあるようで、初回発売分はほとんど完売のようですね。フラッシュメモリの現在の空きは1.4GB弱くらいですが、本体メモリを2GB積み、キャッシュファイルを512MB設定したRAMdiskに逃がしているので、今使っているデスクトップよりも処理速度は速いくらいです。

 つまりは、目的を明確にしてカスタマイズできる人にとっては実にコストパフォーマンスにすぐれたマシンだとということです。ハードディスクがないので、それほど振動に気を付けなくてもいいというのがいいですね。AirMacにもフラッシュメモリ搭載マシンがありますが、確かに導入コストは天と地との差がありますね(^^;)。

 早くもフラッシュメモリ8GB、8.9インチの新型のうわさもありますが、OSがXPでなくなる可能性もあるので、これから購入されようとする方は悩みどころでしょう。これからネット上でさまざまな購入・カスタマイズ報告が入ってくると思いますので、そうした情報を入手しながらじっくりと考えてみてくださいね。