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通信環境を見直す

 年末の忙しいさなかにどうでもいい電話がかかってくることが多いのですが、いまだに多いのがインターネットを光通信に変えてくれというもの。時代の流れからして新しい技術へという事はわかるものの、トラブルがあると電話すら使えなくなってしまう状況には辟易しているので断わり続けているのですが、今だに同様の電話が掛かってくるのには困ってしまいます。

 ただ、普通にインターネットを使っていて、速度の面で困るということは私の場合、ADSLでもほとんど発生しません。ちなみに常時出ているスピードは2~3Mくらいです。むしろ問題は、使っているインターネットサービスやモデムの不具合が起こった時にどうするかというところです。先日いきなりADSLのモデムが調子悪くなり、仕方なくPHSのダイヤルアップでさまざまな処理を行ないましたが、普段5分で済む作業が1時間近くかかったりと、日常生活にも支障が出る始末です。というわけで、昨日携帯電話などを含む通信環境の大幅な見直しを行ないました。続き

 まず、現在契約中のADSLサービスですが、8Mプランで3千円ちょっとかかっていたものを、2千円そこそこのプランに変更しました。しかも速さは12Mになるとのことで、なぜもっと速く見直すことができなかったのかと反省することしきりです。今回の目標としては、新しいプランを増やしつつもできるだけ毎月の支払い金額を増やさないというのがあったので、他の通信についても見直すことに。今まではPHSを2回線契約し、1回線は月500円程度で寝かせていたのですが今回は思い切って1回線を解約。もう一回線(メイン利用)も、つなぎ放題から20万パケットまでの定量制にすることでPHSだけで千円ちょっと支払いを抑えることができました。しめて2千5百円くらい毎月引かれるお金を搾り出したわけですが、その分をまるまるつぎ込んだのがデータ通信に特化した携帯電話会社・イーモバイルのプランでした。

 開業当初は首都圏のみのサービスエリアしかなかったイーモバイルですが、現在はそれこそこちら静岡県周辺ではPHSと遜色ないくらいエリアが広がっており、スピードも2M程度出ています。将来的な事も見越して先日出たばかりの最高7.2Mまで出るというUSB接続モデム型端末を購入しました。2年縛りの最安基本料2,480円というプランがあり、17MB以上は従量なものの、5,480円以上課金されないという仕組みになっています。ちなみにプラン的には無制限4,980円、1GBまで3,980円(9,980円が上限)というプランもあり、月初から自由に切り替えが可能とのこと(ちなみに、ここで紹介した価格は「新・にねん」という2年縛りの上での価格なので実際に興味を持たれた方はご注意を)。とりあえずはパソコンさえあればどこでも自宅と変わらない速度でネットに繋ぐことができるようになりましたが、実はこちらの契約上、面白いプランがあるのです。

 ちなみに私のところでは電話とファックス用に2本の電話回線を持っているのですが、2008年2月末までという限定はあるものの、通常1,500円でセット提供されるADSLサービスを実質無料(請求時に1,500円を契約期間が続いている間割り引かれます)で受けることができます。ADSLサービスの開通は来年になるとのことですが、とりあえずこれでどちらかのADSLサービスがダメになってもネット自体が滞ることはなくなりました。そう考えると、ADSLを契約するためだけにプロバイダ乗り替えするような場合でもメリットがあると言えます。ちなみにこちらのADSLサービスは必要最少限のサービスしかなく、メールアドレスもホームページ容量も全くありませんが、無料アドレスと併用すれば問題ないとも言えます。

 ちなみに、ウィルコムが国産初のスマートフォンW-ZERO3が発売されてから2年ということですが、イーモバイルの縛りが終わった時にどういうサービスが出てくるのか興味があります。最初の話に戻りますが、ライフラインとしての電話というものは、線さえ繋がっていれば従来のメタル回線というものは発信・着信ともできるのに比べ、光電話というものは非常用電源装置等がないと停電の際には使えないという点も気になるところです。そういうわけで、将来的に光インターネットへの移行というのは考えにくく、よほど新しく画期的なインターネットサービスが登場しない限りは、現状の数Mというネットスピードで何ら問題ないことだけは確かでしょう。インターネット・携帯電話などはちょっとの契約見直しでかなり料金が変わってきますからここを読まれている皆かんも検討してみてはいかがでしょうか。

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