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W-ZERO3〔es〕で、折りたたみキーボードパピヨンが使えました(^^)

 ここ数日のブログは、興味のない人にとっては全くどうでもいい話かも知れませんが、個人的には実に重要なことで、世間的にも需要はあると思います。ということで退屈かもしれませんがもう少しお付き合い下さい。

 そもそも、日本語を入力することに関して、鉛筆やペン類よりもキーボードから入力することがめっきり増えた今、入力装置としてのキーボードについて、その入力方法とともにこだわらなければ、いつでもどこでも快適に入力することはできません。濁点や半濁点の入った日本語であっても1打で入力することができる親指シフト入力に慣れてしまうと、環境が変わってもローマ字入力ではなくあくまでも親指シフト入力にこだわりたいと思いつつさまざまな試みをしてきました。特にノートパソコンなど大きな荷物を持たないで出掛けた場合でも、落ち着いて入力できる場所さえあれば、携帯電話の親指入力でなく、両手打ちの親指シフトで入力したいと思いつつさまざまな情報を集めてきました。今回は、そうした組み合わせの中、ついに現状で最小の組み合わせが完成しましたので報告させていただきます。続き

 Windows Mobile 5.0で動くPDAの中で、USBホスト機能を有しているものは、外付けのキーボード(Bluetoothでの無線キーボードを含みます)を使って、パソコンで行なっているキー入力を実現することができます。親指シフト入力について、以前はキーボード付きのWindows CE端末においてそのような事が可能でしたが、現在市販されているものの中では、カナ入力自体ができないような形になっており、キーボード入力の際にはローマ字入力をするしかない状況でした。それが、Hiroyuki Ogasawara 氏作の汎用キーボードユーティリティソフト em1key および、それに関するスクリプトという形で提供されたoyayubiwm です。当初は「無変換」「変換キー」のある日本語キーボードに限定されていましたが、こちらのブログへの書き込みおよび、NICOLA日本語入力コンソーシアムの掲示板において、作者のHiroyuki Ogasawara 氏ともやりとりさせていただき、折りたたみ式でコンパクトに収納でき持ち運びもできるダイヤテックのキーボードPapillon(パピヨン)で親指シフトが実現できるようになりました。できるだけ少ない荷物で、親指シフト環境を構築したい場合、この組み合わせが最強でしょう。将来的にソフトのヘルプに記載されるとは思いますが、現時点での具体的な方法については、以下の掲示板の書き込みを参照してみてください。

http://nicola.sunicom.co.jp/info4b.html

 なお、キーボードPapillon(パピヨン)は市販品ですが、今回実現させた親指シフトを快適にするためには、ハードの改造が必要です。メーカー保証がなくなるかわり、その改造(左ALTキーと左側スペースキーを入れ替えることで、左右のスペースキーを親指シフトキーとして利用することができるようになります)をショップ側でしたセットを購入しました。それが親指化版パピヨンキーボードです。

http://www.vshopu.com/f_FKB66PUoya/index.html

 恐らく、こうした情報が明らかになってくるにつれ、同じようにこのキーボードを使いたいと思う方が多数出てくると思いますので、少々キーボードとしては高いですが、外でも自宅と同様に入力したいと思われる方は、早めに確保しておいた方がいいでしょう(ちなみに、私は上記ショップの回し者ではありません(^^;)。同店のページには具体的な改造方法も記載されておりますので、腕に自信のある方はご自身の責任で改造を行なってみてください)。

 私も、今回のことで常用にすべき、小型のキーボードを複数入手することができました。直接紙に書く筆記具では長く使い続けることのできる、いわゆるこだわりの逸品が存在します。同じように、パピヨンキーボードやHappy Hacking Keyboardなどは、そうしたこだわりの筆記具としてこれからも活躍してくれるでしょう。どちらのキーボードとも、USB接続によってウィンドウズパソコンで動くというのが汎用性のある筆記具と言えるところです。こうしたものがまとまりましたら、改めてページの方でも紹介していく予定です。

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