今日の新聞を読んでいたら、学生時代にネットオークションの転売で月６０万くらい稼ぎ、そのまま会社としてネットビジネスを興した人の話が載っていました。まだまだインターネットは社会全体から見ればみんながやっているものではありませんが、使っている人にとっては実にお得なところがあるのですね。
と同時に、すべてインターネット上でやろうとして、非インターネットの方々から文句を言われる場合があります。企業が株主に情報を出すのに、インターネットでしか発送しなかったという事が意外と大きなニュースになったりしていましたし。翻って、こうした文章を人に読ませる媒体として、確かにネットにアップしてしまえば簡単に多くの人に自分の主張を載せることができるものの、この文章もそれほど気合いを入れて書いているわけでは、実のところないのですね。先日、お世話になっていた旧知の方に、いわゆるミニコミを送っていただきました。ちゃんと印刷・製本したもので、システム的には一ページ書くためにいくらかのお金を発行元に出すのだとか。そうまでして書くからには、一ページにかける魂というのはこんなブログの文よりも全く違うのは明らかで、全てがお手軽にすぐにできてしまうのが本当にいいのかというのは自分でも考えることです。少なくとも推敲をすることでもう少しましなものを出していければと思っています。
さて、今日は昨日の今ごろから中継テレビ局が大騒ぎしていたサッカーワールドカップ、日本対クロアチアの試合でした。結果に不満足な方々も多いとは思いますが、フランスワールドカップでは３敗で、予選リーグ３試合目が単なる消化試合なったところから考えれば大いなる前進です。ほとんどゴールキーパー川口選手個人の力で引き分け勝ち点１を獲得したということはありますけど、前回の反省を踏まえてしっかりと立て直してきたという気がします。クロアチアの拙攻に助けられたと言ってしまえばそれまでですが、それだけ日本の守備陣が圧力を掛けていたとも言えるわけです。ジーコ監督のカードの切り方も、多くの人に納得させるものがあるものでしたし、勝てなかったのは、やはり最後は選手の力であったということでしょう。本大会になって確変がかかるように活躍するラッキーボーイが出ていないのがちょっと残念ではありますが。次戦はブラジルで、なかなか勝てる相手ではないものの、野球のワールドカップのような事が起こらないとも限りませんし、明らかに実力差のある相手にでも勝てる場合があるのがサッカーですから、次の試合への期待を抱かせてくれた日本チームには感謝したいですね。