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一次リーグ敗退かも知れませんが

 恐らく多くのサッカーワールドカップを見た日本チームを応援する方は残念だと思っていると思います。冷静に考えると、こういった展開は予想できたわけなのですが。試合展開を見ていく中で、日本の攻撃の貧弱さというのが実に際立っていました。暑さで疲労がたまっていたということもあるかも知れませんが、パスはつながらないしシュートもほとんど期待できないような感じになっていて、これはもしこのまま勝ったとしても残り2試合はまずいのではないかと思っていたところ立て続けに3点を献上してしまいました。続き

 残り2試合で決勝トーナメント出場の可能性はあるとはいえ、これからの日本のサッカーを考えた場合、ヨーロッパ一部リーグのレギュラークラスになれるような人材をどんどん育成していかないと、いつまで経ってもひ弱で決定力のないチームとして世界から見られてしまうでしょう。そういう意味ではクロアチアとブラジルにどんな試合を今の日本チームが見せるかでこれからの日本サッカーの流れが決まってしまいそうな気がします。

 もし次の試合も先行された時点で、明らかにモチベーションが下がってしまうような日本代表であるのなら、はっきり言って次回のワールドカップ出場も危うくなるでしょう。見ているこちらとしてはひたむきにボールを追いかけ、思い切って攻撃をするような試合を見たいと思っています。個々の選手の名前は挙げませんが、結果はともかく闘志なき者はゲームに出てほしくないですね。ただ、マスコミを含めて、あまりにも楽観的に日本代表を紹介していた人たちには目が醒めるような現実を見せてくれたのではないでしょうか。開幕戦からずっと見ていると、やはりオーストラリアは世界トップレベルのチームで、日本は残念ながら今日のゲームではそのレベルまで行っていませんでした。他のトップレベルのチームでは、一瞬の隙をついて決めるべき人が確実に決め、そうして取った点をしっかりと守ったチームがことごとく勝ち上がっています。次戦への希望があるとしたら、この試合の結果を見たクロアチアは、明らかに日本を舐めてかかってくるということです。日本チームにはぜひそうした隙をついて畳み掛けるようなメンタルの強さを求めたいところです。

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