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報道ステーション

 拘置所に入る時もこぞってマスコミが追いかけたので、今回もやるだろうなと思ったら予想通りやってくれました(^^;)。元ライブドアの経営者の姿をとらえ、8キロ痩せた姿を何度も流す。それがニュースショーのかなりの部分を使って流す価値あるものなのか、視聴者の多くは思いながら見ていると思うのですが。

 ただ、見方を変えると、今この国のマスコミは偉そうな事を言っていても、所詮はお祭りのように、人のいるところに集まって、品性のかけらもない怒号を投げかける事を生業としているのではないかとも思えるのですね。生中継で現場から流すことは、むしろテレビ報道の不信感を多くの人に感じさせる効果しかなかったのではと思います。続き

 個人的には、じっくりと沖縄駐留米軍の移転問題にからみ、どれくらいの負担を強いられるのか、今後の展開を知りたいと思うのですが、30分もこんな項目で時間をとられてしまったら、興味のない人にこの問題を認知させるだけのことはとてもできないでしょう。案の定、上記の話題について古館キャスターは、あとでと一言言及したのみでスポーツニュースに移ってしまいました(^^;)。ニュース・ステーションの時とは違って、あたかも硬派な感じのするこの番組名ですが、ワイドショー的要素が強くなりましたね。これから憲法改正へ向けて、国会ではどんどん話が進んでいく中で、国民投票のためにこういったワイドショー的ニュースショーはどれだけ有効な情報を提供してくれるのかはなはだ疑問です。

 私たちはどうやってニュースを選択するかといいますと、テレビで流される事にどうしても関心を持ってしまいがちです。新聞でもインターネットのニュースサイトでも、どうしても編集している人の恣意性に任されています。せめて多くの媒体が流すニュースに触れることで、今日のようなどうでもいいような事がトップニュースになるような日には自らチェックするように心がけたいものです。

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