結局この休みは、MiFi2372を手持ちの無線LAN内蔵機器につなぐためにほとんど費してしまいました。PCやauの携帯biblioでは簡単でしたが、古い機器の場合セキュリティコードが古いものしか使えないものもあったりして、あえて全て使えるようにセキュリティレベルを落とすか、セキュリティを高める代わりに使える機器を選ぶか思案のしどころでした。ほとんどタイムラグなく使うためルータのスイッチを入れっぱなしにして一台のPDAやスマートフォン(iPod touchやiPhoneなど)を常時使うような方法で運用する場合はしっかりと対策した方がいいでしょう。ただ私の場合、問題になったのが任天堂のdsiでインターネットの接続をしようと思ったことにあります。普通に設定して古いPDAを除けばほとんどの機種で簡単につながるのに、どうしてもdsiで接続できませんでした。いろいろと試行錯誤の結果、どうやら接続設定を変えることが必要だと類推し、やってみたら何とか現状ではつながっています。主に自分へのメモ的に設定内容について書いておきます。
とりあえずパソコンのブラウザから設定画面を開き、パスワードにadminを入れて設定変更可能な状況にします。インターネット接続の設定は「Internet」→「Profiles」から行ないます。ここに通信用カードの接続設定を入力しますが、「Authentication Type」の欄は「PAP」にしていて不具合はないようです。
MiFi2372から自動的にアクセスするためには、同じく「Internet」→「Settings」とクリックし、「Auto-connect enable」から選択します。「Home Network」を普通選べばいいと思います。
そして、セキュリティタイプを選ぶには「WiFi」→「Profiles」から設定します。他人に使わせたくなかったりした場合は普通に設定すればいいでしょうが、「Security」についてはどれでも大丈夫だと思いますが、他の環境との兼ね合いということと、他の人に使わせる場合複雑なパスワードをいちいち教えるのもめんどくさいので、「WEP 64-bit」の5ケタの英数字にしてあります。現状においての問題は、任天堂dsiでの接続が不安定なことです。つながったと思っても突然切断され再度接続できなくなったり、接続テストでほとんど繋がらなかったと思ったら急に繋がったりとかなり現状では不安定です(最初に、設定項目の変更ですんなり繋がったと書きましたが、時間を置いて再度試したところ同じ症状が出たので、先にアップした文章を書き換えました)。
その他、「System」→「Power Management」では全く通信がない時間が続いた場合のシャットダウンする時間を設定できるので必要に応じて設定します。また、本体にMicroSDカードスロットがあるのでその動作を設定する項目もあります。無線で繋いでいて、ダウンロードしたファイルをMiFi2372の方にアップロードできたりするのでこれは意外と便利に使えます。あとは、山の中などでどの程度使えるかでしょうね。その辺はまた改めて紹介できればと思っています。
PS.その後、さらにいろいろ試したところ、ごくまれにインターネットに接続できた時には、任天堂dsiで繋ぐ前に、別の機器で既に繋いでいる時が多かったのが確認できました。その際、いったん繋がってしまえば先に繋いだ機器を切断してもそのままネットサーフィンが可能でした。とりあえず使いたい時には、先に携帯電話などで接続してから使うようにすれば何とかなるかなという感じですが、それだと任天堂dsi単体での接続ができないんですね。このへんの問題が解決可能なのか、またいろいろ試してみたいと思っています。