前回書いた持ち運びできるキーボードですが、あれから躊躇なく注文して本日届きました。製品名は表題の通りですが、メーカーのページは以下にありますので、興味のある方はどうぞごらんください。
http://www.pfu.fujitsu.com/hhkeyboard/hhkbprojp/
サイズ的にはA4の紙をちょうど縦半分に折った大きさと同じですので、持ち運んでもそれほど苦ではありません。モバイルのキーボードは折りたたみのものも持っていて、それはそれで便利に使えています。荷物を小さくまとめたい場合には折りたたみ式のキーボードの方が有利な場合もありますが、折りたたみであるがゆえの問題もあります。
折りたたみのキーボードは机の上など平らなところで使うのなら問題ないのですが、移動中ということになるといつも平らなところでキーボードを打てるとは限りません。かくいう今も、キーボードを膝の上に乗せて打っている状態なのですが、こういうところでは折りたたみキーボードは何か平らな板などと一緒でないと折りたたみ部分の破損の可能性があり、とても使う気になれません。電車などで移動している途中に入力をするためには、コンパクトなキーボードをさがすということになるのですが、あまりに小さいものだと使いづらいということもあります。
キータッチの方も廉価版と比べるとカチャカチャいわずしっかりとしたキータッチを性格に行なうことができ、親指シフトでの入力も問題なくできます。ノートパソコンのキーボードと比べるとかなりの差があり、これからも長い文章を打つ時にはわざわざコードをつないでも外付のキーボードを使いたい気分です。
今回の買い物は決して安いものではありませんでしたが、ウィンドウズやマックのパソコンで使えるのはもとより、ウィンドウズモバイルのスマートフォンでも使えるため、今だにどこのメーカーも出していない、満足に使えるキーボード付きテキスト入力マシンのようにしても使えます。スマートフォンはさまざまな携帯電話会社から出ていますので、外付けのキーボードが使えるかどうか確認してみるといいかも知れません。テキスト入力マシンとしてはキングジムのポメラがありますが、すでに外付キーボードを使えるスマートフォンを持っている方については、バッテリーの充電についても携帯電話用のものが流用できますし、ポメラと購入金額はほとんど同じなので、応用範囲の広いこのキーボードを入手するという選択肢も十分あるのではないでしょうか。
繰り返して書きますが、デスクトップのパソコンはまだしも、モバイル運用を前提としたノートパソコンやスマートフォンの入力装置について、その機能から比べるとかなりコストカットされていて、満足に入力スピードを上げることができないことに大いなる不満を持っています。個人的にはもっと多くの人にキーボードの出来にこだわっていただき、すぐれたキーボードを持つモバイル機の出現を待ち望みたい気持ちもあります。ただ、それにはモバイルパソコンを使っている人たちがもっとキーボードによる入力についてこだわる事が必要になってきます。皆さんも今一度、使っているパソコンのキーボードについて考えてみてはいかがでしょうか。