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嘘は許される?

 いわゆる電話による自動選挙調査なるものが自宅にかかってきました。選挙自体に行くか行かないかから始まって、前回の選挙では投票したか、私のいる選挙区の候補のうち、誰に投票するかだとか、支持している政党はどこかだとか、音声案内の後ボタンで選ぶようになっているものです。以前にもこうした手法を批判したことがありましたが、実はこうした世論調査はかなり正確に有権者の動向を示してしまうのですね。それは、律儀に解答する人たちはほとんどふざけないで正直に答えることを調査する人たちは理解しているからなのです。続き

 というわけで、私は年齢を60才以上の女性にし(^^;)、支持政党も投票しようとしている候補者も自分の気持ちに正反対のところを選びました。これで誤った結果が出るとは思いませんが、何の苦労もしないで簡単に選挙情勢を分析されるというのはどうにもこうにも癪に障るのです。これを読んでいる方々の中には投票について所属している団体の意見に沿うように強要されている方もいるかも知れませんが、何も正直に自分が投票した候補者の名を明らかにする必要はありません。堂々と嘘を付いて違う候補に投票してしまえばいいのです。そのような人が増え、組織固めによる票読みができなくなって初めて、有権者を裏切らない人たちが国会議員になるのではないでしょうか。誰にも拘束されず、あくまで自分の意志で投票できるような社会は有権者自身の自覚にかかっています。

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