今年は土用の丑の日が２回あるということですが、とにかく本日はうなぎだいうことで、少し遠征してきました。うなぎについては、スーパーなどで売られている「日本産」のうなぎでさえ、本当に国産なのかわかったものではありません(^^;)。では有名なうなぎ屋さんに行けば確実なのかというと、必ずしもそうではないという話もあります。というのも、悪名高い中国産うなぎですが、味という面からいっても国産にひけを取らないという側面もあり、あえて国産にこだわらず季節によって一番美味しいうなぎを店に出す結果、それが国産ではないという可能性もあるとのこと。というわけで、うなぎ養殖の産地が近くにあるという地理的条件をいかし、絶対に国産でしかも安いというところまで行ってきたのでした。
静岡でうなぎと言えば浜名湖というのは全国的に知られていますが、大井川周辺の吉田町の養殖うなぎも有名です。養殖業者から仕入れたうなぎを直売してくれる漁協の直売所では店内で食事はできないものの、白焼きなどの他にお弁当も販売しています。写真の建物がそれですが、丸に「はい」と書いてマルハイという「静岡うなぎ漁業協同組合 直売所」が今回目指した目的地でした（国道１５０号線沿線にあります）。事前に念のため予約をし、時間の指定をしてそれに間に合うように出掛けました。お弁当は３／４匹入った並と、一匹まるごとの上がありましたが、上で1,200円、並なら850円と国産うなぎとしては破格の安さです。今回はカロリー摂取が気になったので(^^;)並にしましたが、それでも十分に油が乗っていて鰻の美味しさを楽しむことができました。うなぎのたれはご飯にまんべんなくかかっていて、山椒も付いています。たれは若干甘めなので好みの問題はあるかも知れません。カリカリには焼かれていないので、香ばしいものがお好みの場合は、さましてからクーラーボックスなどを使って自宅まで持ち帰り、改めて電子レンジで加熱してから食されることをおすすめします。ちなみにお弁当の中味は以下の通りです(^^)。
お店に着いたのはお昼時でしたが、こちらが拍子抜けするほど人はいませんでした。やはり普通の人はちゃんとしたうなぎ屋さんで並んでも食べるということなのでしょうか。もちろん、専門店のうなぎにはさまざまな種類があり、個人的なおすすめもありますが、夏休みに行楽で静岡周辺に来られる事がありましたら、コストパフォーマンス的にはこちらのお弁当はなかなかのおすすめではないかと思います。東名高速ですと吉田インターを下りる事になりますが（車で約１０分程度）、高速を一旦乗りなおして1,000円余分に掛けるだけの価値はあると思いますよ。
静岡うなぎ漁業協同組合 直売所
静岡県榛原郡吉田町片岡186-20
0548-32-1026
営業時間
8:00～17:00（10月～3月）
9:00～18:00（4月～9月）