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防災用調理のために

 さきほど、こちら静岡県内で割と大きな地震がありました。といっても震度は最大でも3ぐらいだったのですが。震源地が県内で、地震の規模もそれほど大きくないと知ってほっとしましたが、状況によっては近くの都市で大きな地震という可能性もあるので、正確な情報が入るまでは多少緊張していました。続き

 こういった事が起こってから、何か用意をしておかなくてはとなるわけですが、個人的には本日ちょっとページを更新したのですが、車で泊りがけで出掛けるためのさまざまな準備が防災の準備とかぶるので、いざという時には食料品以外のものが車に常に積んであるようになっいます。これは全くのたまたまですが、先日購入したキャンプ用のライスクッカー(飯ごうよりも簡単にご飯が炊けるナベ)を今日の昼に試しました。家のガステーブルでもできるのですが、ここは訓練という意味でカセットコンロを使い、自分の食べる分の1合だけ(本当はもう少しまとめて炊いた方がおいしいのですが)炊いてみました。ご飯を水に浸けておく手間はありますが、中が沸騰し、蓋が動いたら火を弱め、湯気が収まるまでそのまま、それから火を止め5分ほど蒸らすという手順をこなせば、むしろ炊飯器よりもおいしいご飯が炊けるのにはびっくりしました。

 いろんな形態の生活があり、自炊をしないような方もいるかも知れませんが、毎日ではなくてもお米を炊いて食べるという習慣はもっていた方が災害時には有利です。私の場合、とりあえず生米と水、そして燃料を調達できれば、どんな場合でも暖かい食事を摂ることができます。大きな地震の場合、さまざまな救援物資がやってくるものの、調理器具までは支給されないので、すぐ食べられるパンや弁当などが中心になり、普段と違う食生活がストレスになってしまう可能性があります。やはり日本人はお米です。高額な調理器具を用意しなくても、災害用のものとして、とがずに紙製の袋に入れて約20分間沸騰したお湯の中に入れておくだけでそれらしくお米が炊けてしまう製品もあります。「簡易炊飯袋」「不思議なめし袋」で検索すると出てきますので、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。

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