今年の正月休みも今日までといった方も多いことでしょう。初詣以降はとりたててどこかへ行ったということはなかったのですが、休みの間にしかできない事も多く、今日になってモバイル環境についての更なる見直しを行ないました。外からの通信については、今までウィルコムのＰＨＳが中心でしたが、今回はそのウィルコムの端末をイーモバイルのモデムに繋いで通信を行なってしまおうというとんでもないお話です(^^;)。
そうした試みはすでに実行に移された方がいて、私はそれを真似しただけなのですが、ウィルコムの端末W-ZERO3 Advanced[es]を利用し、イーモバイルのUSBモデムD02HWを繋げてしまおうという私のやりたい事をそのままやっていて、その方法を紹介しているのが以下のページです。
http://neko-ch.jugem.jp/?eid=661
単体でどこでもインターネットをやるためにはイーモバイルが提供しているＥＭ・ＯＮＥというＰＤＡの方が簡単にネット接続ができるのですが、こちらの端末に限らず、今の携帯電話というのはＳＩＭカードという通信カードを本体に挿入しないと全く動かなくなってしまう仕様になっています。そんな中、ウィルコムのW-ZERO3 Advanced[es]は電話機のような外観にも関わらず、ＳＩＭカードを挿入していない時でも全ての機能を使用することができます。本来、高いお金を出して端末を購入するのですから、使えて当然といった気がするのですが、今出ている携帯電話は契約切れやＳＩＭカード未挿入の場合、ミュージックプレーヤーやワンセグテレビ機能も使えなくなってしまいますので注意しましょう(^^)。逆に何でも使えてしまうということで今回のようなウィルコムの思惑を超えてしまうような使い方もできてしまうということです。もっとも、現在一回線あるウィルコムを解約するつもりはありませんし、ウィルコムが次世代無線通信でイーモバイルを超えるサービスを提供してくれさえすれば、外からの通信環境はウィルコムへとシフトしていくようになると思います。
今回イーモバイルをW-ZERO3 Advanced[es]から使えるようになったといっても、ＵＳＢハブをバスパワーでつなぐなど、軽快さからはほど遠い形になってしまうため使える場面も限られてきてしまうでしょう。ただ、ＵＳＢモデムタイプの端末はノートパソコンのみの接続でもやむなしと思っての購入だったため、今回のようにつなげることができるというのは嬉しい想定外でした。こういう事が企業の提供するサービスを超えたユーザーの中で発見され、行なわれることで、企業の思惑通り事が進間なくなることもあるでしょうが、ぜひ日本の企業にはこうしたユーザーの要望を満たすような製品やサービスを行なっていってほしいものです。そうしたユーザー重視の姿勢こそが、ひいては企業の魅力にもつながっていくわけですから。