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「時価」の落とし穴

 昨日の続きですが、修理に行く直前に保険会社から電話がかかってきました。保険内容を記したリーフレットには記載がありませんでしたが、保険金は修理費と現在の時価額の低い方限度での支払いになるとのこと。ただ、携帯電話・PHSの時価額というのはいくらになるのか、ちょっとわからないのですね。ちなみに、私が買った時には10ヶ月以上継続で29,800円でしたが、これが継続月数が少なかったり、単純に単体での購入になると、3万5千円から4万円といった金額になったと記憶しています。購入から1年ではだいたい50~60パーセントくらいとのことになると、だいたい1万5千円くらいでしょうか(ただし、この金額はあくまで私が類推した金額なので正式な判断ではございません。念のため)。となると、私の入っている保険では3千円自己負担があるので、1万円ちょっとというのが修理をするか否かのボーダーラインになると考えた方がいいかも知れません。これだけの基礎知識を入手の上、修理窓口に行ったのですが……。続き

 昨日の日記に出した写真の惨状を見せたところ、カウンターの女性は即座に全損という言葉を(^^;)。あくまでメーカーの判断なので詳しい金額などはわからないがということらしいことだけは確かでした。保険の請求には写真と修理見積りが必要ということなので、とりあえず見積りをしてもらい、その結果を受けて修理をするかしないかの判断をするしかなさそうです。もっとも、オークションなどで見ると、私のようにかなりくたびれた本体の落札価格はせいぜい1万円がいいところで、保険金が出たらそれをオークションでの購入資金にあてるか、それとも次機種の購入代金の一部に充当するか判断に迷うところです。

 多くの持ち運ぶ私物にかける保険について、この時価というものは曲者ですね。私のように保険を使って直そうとする場合、一つのものを長く使うよりも、新しいものをどんどん変えていくような使い方をしていかないと、下手をするとほとんど修理代が出ない場合もあり得ます。そういう意味では携帯電話については、メーカーの行なっている補償制度を利用するか、機種変した元の端末をバックアップ用としてとっておくとか、いざという時のためにお気に入りの中古端末を入手しておくといった対策が重要になってくるでしょう。ちなみに今回、修理しないという選択肢も考え、あえて代替機を要求しませんでした。というのも、いざという時に差し替えのできる別の端末を確保しておいたので、カード入れ替えで使えているのですね。しかし、外でネット接続ができないというのはちょっときついですね。

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