この件を書くのは早く終わりにしたいのですが、残念ながらまだちょっと続くみたいです。年明け早々に動作確認のためサービスセンターに送ったPSP(プレイステーションポータブル)について、ようやくサービスセンターの方と連絡が付きました。ゲーム機本体自体は何の問題もなく使えていたので、自分でも薄々感じていたのですが、案の定本体に問題がないということでこちらに送るとのことでした。ただ、これで問題が解決するわけではないのですね。
インターネット上のユーザーによる非公式な情報によると、GPSアンテナの中に当たりはずれがあり、なかなか衛星を捕捉しない個体が少なからず存在するような話もあります。ただ、ソニーのサービス側の話ではあくまで私の購入したGPSアンテナは正常動作を確認しているということで交換云々という話にはならなかったので今回のように本体をメーカー送りにしたわけですが。もちろん、私自身の操作がまずいという可能性も否定できないので、とりあえず本体が戻ってきた段階で何らかの対策を講じなければなりません。
今回は先方からの電話という形でしばらく話をしたのですが、本体を販売店経由でサービスセンターに送った際、返却は私の自宅宛ということで修理依頼書に記載したにも関わらず、今回の電話では「本体は販売店・自宅のどちらに送ります?」などと聞かれる始末。電話ではしきりに、今後問い合わせをした際には、こちらの名前を言えばすぐわかるようにしておきますと担当者は言っていたものの、今回の電話のような対応ではどこまでそうした意向が引き継がれるのか、わかりかねるというのが正直な感想です。ともあれ、このままでは購入したものの2か月以上全く使えないという最悪の状態なので、きちんとしたメーカーの対応を引き出すまでしっかりと交渉するつもりです。
先方では本体とGPSアンテナを接続した状態で、動作の確認を電話の受け答えをしながらさせて欲しいというような提案がありましたが、GPSの動作を確認するには上空の開けた外に出なければなりません。固定電話が使える範囲でないと、フリーダイヤルではないサービス担当のところに電話をしてより高額の経費を負担させられる事を考えると、とてもユーザーの身になって考えてくれているという感じがしないのです。今回の一連の事を通してしみじみ思うのは、販売店のアフターサービス能力が落ちているなということです。今回の本体についても、修理内容自体をメーカーに丸投げするだけというのが日本最大の家電チェーンのやり方でした。
そう考えると、街の商店街にもまだまだ生き残る道はあるのではないかと思います。今回のようなさまざまなトラブルについて、ユーザーとメーカーの仲立ちをしてくれて解決の方向へと導いてくれる小売店があればいいのですが。