北海道日本ハムの新庄選手が早すぎる引退を発表をしたのに続き、なぜかテレビのニュース速報でサッカーの中田選手の現役引退のニュースがはいってきました。まだ早いと思う人もいるかもしれませんが、本人はしっかりとした人生設計のもと、自分のひいたレールの上を着実に歩んでいるという感じもします。
これから大学に入って悠々自適の生活というのはうらやましくもありますが、あれだけの選手なのですから、もう少しサッカーに関わってほしいという気もします。彼のＪリーグ復帰がなり、それが生まれ故郷の山梨でヴァンフォーレ甲府でプレイングマネージャーになったら、それこそＪリーグの認知度がますます上がるでしょう。ただ、本人がその気になったとしても、甲府にとても経済的な余裕はなさそうですが。
スポーツ選手の進退というのは、クビになるときはしょうがないにしても、はたからみてまだ余力があるのではと思われる場合、今回のような話がどうしても上がってきます。どうするかというのは本人しか決められないわけですが、本人が進路を決める判断材料を私たちが提供することはできます。当時の住友金属に現役復帰したジーコの例もあることを、今まで中田選手を応援してきたファンは思い出してほしいですね。マスコミの論調ではなく、ファンの熱意によって選手を動かしたときにこそ、Ｊリーグ構想というのは次の段階に入っていくのではないかという気がします。