ここ数日、この日記はカメラの話に終始していますが、いざという時にさっとカメラを取り出してちゃんと撮影するというのは実に難しいことです。いくらカメラの扱いに慣れているとはいえ、スムーズに撮影し、しかも目標物をはずさないフレーミングなども必要になってくるわけですから。
そんな中、まさに決定的瞬間に携帯電話のカメラを使って、見事に撮影に成功した小学生がいるとのこと(^^;)。友人がバイクに乗って連れ去られようとしているところ、冷静に逃げるバイクをナンバーを入れて撮るなんてなかなかできませんよね。
これは、やはり携帯電話にカメラが付いているということが大きなポイントになっていると思います。首から携帯電話をぶら下げていれば、何かあったらすぐに撮影に入れるわけで、それこそ居合いぬきのような鋭い切れ味です。私もカメラの付いた携帯電話を持っているのですが、ほとんどカメラ機能を使っていないため、先日ちょっとしたシャッターチャンスに遭遇したのですが、カメラ起動がなかなかできずにまんまとシャッターチャンスを逃がしてしまいました(^^;)。
手持ちのデジカメの中では、首からぶら下げるタイプのデジカメとして、三洋のDMX-C4という動画デジカメが最も使えるかなという気はします。これは静止画だけでなく動画もそこそこの画質で長時間撮れるので、決定的瞬間を捉えるのには使えるとは思うのですが、意識して毎日デジカメを首から下げて出られるかという問題はあります。そういう意味においては、どんな高級なデジカメであっても、小学生の持っているカメラ付き携帯電話にかなわない点はあることは確かです。
話はちょっと飛びますが、子供の安全のため携帯電話を持たせる親が多いこととと思います。今回のような賢い子ならば確かにその通りですが、なかなかこんなにうまくいかない事も確かでしょう。子供がいなくなった時、位置をパソコン上の地図に表示するサービスなどありますが、紐をひっぱるとか大きなショックを機械に与えることによって、すぐに周辺の音声を録音するか、緊急時連絡先に現地の音声を伝達するような、飛行機のフライトレコーダーのようなシステムがあれば今だに犯人が見付かっていない秋田の事件のような場合でもかなり使えるシステムになるのではないかと思ったりもします。