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CANON PowerShot S2 IS

 先日見た木村伊兵衛氏のテレビプログラムの影響を受け、またデジカメを買ってしまいました(^^;)。もっとも、今あるデジカメを売ることを前提とした購入なのですが。今回購入したのはキヤノンのPowerShot S2 IS という500万画素の12倍ズームという、ちょっと前なら考えられないスペックを誇っています。続き

 実のところこのシリーズには最新のS3 ISという600万画素でISO800まで増感できる機種が出たのですが、そのおかげで前機種であるS2 ISが安くなったというわけ。といっても、今回購入したのは新品ではなくて、程度のいい中古です(^^;)。しかし、中古でも半年補償が付き、S3 ISの価格よりかなり安く出ていたので一瞬悩みましたが今あるダブっているデジカメを売れば何とかなりそうだったので決めてしまいました。

 今、世の中ではテレビ番組でもデジタル一眼レフの使い方というようなものがあるくらい、多くの人がレンズ交換式一眼レフを使っています。画質もいいし、レンズを変えることによって多くの撮影環境に対応しますが、持ち運びにはちょっと神経を使います。今回購入したPowerShot S2 IS の最大望遠は、35ミリカメラ換算で432ミリとかなりのものです。記録用CCDの小ささにより画質の悪さはどうしようもないにしても、同じことを一眼レフデジカメでやろうとしたらお金がいくらあっても足りませんし、そこらへんは妥協をすることで得られるものもあります。

 ある意味、「居合い」という点でいえば、12倍ズームであるのに起動も早いですし、遠くのものでもさっとズームで合わせられるし、オールマイティなデジカメであると言えるでしょう。常時携帯は難しいかも知れませんが、小さいデジカメは別に持っていますので、それはそれでちゃんとした住み分けはできるかと。将来的にはもう少し高感度がノイズなく使えるようなものが出てきて欲しいですが、そういうものが出た時にまた買い替えの時なのでしょう。

 それと、もう一つ忘れてはいけない事は、このカメラは単三型の電池4本で動くということです。先日とあるデジカメが格安で売っているのを発見しましたが、実のところ付属の充電池がほとんど使えず、新しい電池がそれこそ中古価格より高いということで購入を控えました。一眼レフデジカメでもそのほとんどが独自仕様の充電池ですが、はたしてこの不確実な時代にずっと生産してくれるのかということが使っていて不安になったりします。現行機の単三使用デジカメというのは燃費も良くなっていて、普通のアルカリ電池でもそこそこの枚数は撮れますので、長くデジカメを使いたいという方には単三を使っているものをおすすめしたいのですが、実のところ、各社が力を入れている売れ筋のデジカメというのはことごとく独自採用の充電池を使うことによって自由な設計をされているのが多いので困ります。うまく回転させていくことができればそれでもいいのでしょうが、こればっかりはわかりませんから難しいところです。

 とりあえず、今後のお出掛けにはこのカメラメインで撮ってこようと思っています。

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